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マタニティー外来

◆ ~マイナス1歳児からの口腔ケア~

みなさんこんにちは、長崎県諫早市の歯医者ふじた歯科です。
ふじた歯科ではマイナス1歳児からの口腔ケアを目標に診療をおこなっています。 そこでみなさん(特に妊娠中の女性、妊娠を希望されている女性)に是非知っておいて頂きたいことが御座います。

①妊娠前に注意して頂きたいこと

  1. 胎児に対し100%安全が保障されている抗生剤や痛み止めはない。
  2. 妊娠中でも治療が必要になった場合、原因を確かめるためレントゲン撮影が必要。
  3. 今は痛くなくても虫歯を放置すると痛みが出ることがある。
  4. 歯石や磨き残しが多いと歯茎が腫れ、抗生剤の服用が必要になる場合がある。
  5. 虫歯や歯周病、親知らずの抜歯など、歯科治療は妊娠される前におこなったほうが子供のためにも安全。
  6. 歯周病菌が多いと早産や低体重児の原因になる。

②妊娠中に注意して頂きたいこと

  1. 妊娠中は女性ホルモンにより唾液の減少が起き、虫歯のできやすい環境になります。
  2. 妊娠中は極力、抗生物質や痛み止めは服用しない方がよい。
  3. 妊娠中はつわりなどでいつもより歯磨きができず、磨き残しが多くなる。
  4. 妊娠中は特定の歯周病菌が多くなる妊娠性歯肉炎になりやすい。
  5. 歯周病菌が多いと早産や低体重児の原因になるので、妊娠中も定期的な歯石除去を行った方がよい。

③妊娠後に注意して頂きたいこと

  1. 子供の虫歯になりやすさは親や近親者の口腔内の環境に左右される。
  2. 両親が虫歯や歯周病になっていると子供も将来虫歯になりやすい。
  3. 虫歯は垂直感染する。
  4. 母親が薬を服用すると、母乳にも混ざる。

※垂直感染とは・・・?

虫歯は、親や近親者の虫歯菌が子供に移ることにより起こります。 これを垂直感染と呼びます。

産まれたばかりの赤ちゃんには虫歯菌は存在しません。 親から移ったとしても歯がないと虫歯菌は口の中に定着しません。 歯が生えるのは生後6か月くらいが一般的で、その頃から虫歯菌に感染する可能性がでてきます。

虫歯菌の強さは人それぞれです。虫歯の多い人の口の中には、より強い虫歯菌が住んでいます。たとえ虫歯がなくても磨き残しや歯石が沢山ついている人の口の中も強い虫歯菌が生息しています。

虫歯菌の沢山いる親から子供へ虫歯菌がうつった場合、その子供は将来虫歯になる可能性が非常に高くなります。
子供に虫歯菌を絶対に移さないというのは難しいかもしれません。

予防策として

①子供には子供専用の箸やスプーンを使い食べさせる。
②親や近親者の口腔ケアをしっかり行う。
③子供の将来のため、虫歯や歯周病はしっかり治療する。

ということが挙げられます。

産まれてくる子供が虫歯の多い子になるか、虫歯0で健康に育つかどうかは、両親や周りの大人の口腔内の環境に大きく左右されます。 子供の将来のためにも、まず両親や周囲の大人が虫歯の治療をする、歯石を溜めないということが非常に重要になってきます。

今後妊娠を希望されている方へのお願い

ふじた歯科では、お口の健康から全身の健康を守るを基本理念に診療を行っています。 患者様の健康を第一に考え、院内の感染予防にも力を入れており、診療も患者様の安全を考えリスクは極力避ける方針をとっています。 そのため妊娠を希望されている方にふじた歯科からお願いがあります。

  1. 虫歯や歯周病がある場合は必ず妊娠前に治療を終えてください。
  2. できれば抜いたほうがよいと歯科医師に言われた親知らずは抜いておいてください。

なぜこういったお願いをするかというと、 ふじた歯科にも妊娠中の患者様は多くいらっしゃいます。

通常(アレルギーや全身疾患の問題のある場合を除き)妊娠中でも歯科麻酔は可能です。 虫歯の治療には局所麻酔を使用し全身には大きな影響はありません。 レントゲン撮影も鉛の入った防護エプロンを着てもらい行うため、撮影部位以外にはほとんど影響はありませんので妊娠中でも撮影可能です。 抗生剤や痛み止めも必要な場合服用して頂いていますが、今までに問題は起きていません。
ただし、どの処置も100%お腹の子に影響がないとは言い切れません。 虫歯がある時や腫れているときなどは、原因究明のためどうしてもレントゲン撮影が必要になりますし、薬を服用してもらわないといけないこともあります。 しかし本心では私達も薬は飲ませたくないし、レントゲンも撮影したくありません。

安心してお子さんを産んでいただくことが一番の望みです。 そのためにも、妊娠される前に歯科検診に行き悪い部分は治療しておくようお願いします。


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