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Q&Aコーナー

◆ 虫歯治療Q&A

Q. 歯の神経は取らない方がいい?
A.

歯の神経をとると歯の寿命が短くなってしまうというのは、よく知られた話だと思います。
患者様に「この歯は神経の治療が必要です。」と伝えるとだいたい嫌な顔をされます。 歯科関係者以外でも歯の神経の重要性が認知されてきているからだと思います。
では、実際に神経の処置をした歯はどうなってしまうのでしょうか?

歯の神経がなくなると・・・

歯がもろくなります。

虫歯神経には血液が流れています。その中には歯の栄養も含まれます。
そういった栄養の供給が断たれる事で歯自体がもろくなってしまいます。
枯れた木のような状態です。

② 歯が割れやすくなる。
神経をとることで歯がもろくなり、その影響で歯にヒビが入ったり、破折するといった危険性が上がります。
噛む力というのはすごく強く、奥歯には60kg程の力がかかります。

歯が割れる歯ぎしりや食いしばりをしている方は、さらにそれ以上の力がかかるため、より歯が破折するリスクが高くなります。

③ 歯の色が黒くなる。
神経の中には血液が流れていると上述しましたが、神経をとることでその血液の流れを遮断します。歯の中に滞った血液が黒くなり、歯全体の色も黒ずんできます。
奥歯ではそこまで気にならないかもしれませんが、前歯1本だけ神経の治療をした場合は、その歯だけが変色し見た目を気にする方がほとんどだと思います。

歯周病④歯周病や虫歯になりやすくなる。

歯の神経には免疫力も備わっています。神経をとることで歯周病菌や虫歯菌に対する抵抗力が下がり、歯周病・虫歯が進行しやすくなります。

神経の治療はしない方がよいのか?
神経をとると後あと問題が起きるケースが多いのは確かです。
じゃあ何が何でも神経の処置はしない方がよいのか、というとそうではありません。

神経の処置が必要な歯というのは、神経に既に菌が入り込んでしまっている歯です。
ただ、冷たい水でしみるからという理由だけで神経をとる事はお薦めできませんが、細菌が入り込んだ神経を処置しないと、顎の骨にまで神経が感染しより歯の寿命が短くなってしまいますし、全身的にも問題になってきます。

一度処置した神経は戻ることはありません。だからといって本当に処置が必要な神経を放置することは事態を悪化させてしまいます。

神経の治療が必要と歯医者さんで言われた時は、なぜ神経の治療が必要なのか、神経を保存する方法はないのか、しっかり聞いて納得して処置を受けてください。

迷った場合はセカンドオピニオンを聞きに行くのも選択肢のひとつだと思います。
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