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口腔ケアが認知症予防になるの? H30.03.12

口腔ケアの効果のひとつとして近年注目されているのが認知症予防です。

2010年に神奈川歯科大学が発表した研究報告によると、歯がなく入れ歯も使っていない人は歯が20本以上ある人に比べて、認知症を発症するリスクが1.9倍も高くなっているのだそうです。

租借能力と認知症発症までの日数との関係

グラフをみてもらうと分かるように、「何でも噛める」高齢者は「あまり噛めない」高齢者と比べて認知症の発症リスクに1.5倍の違いがあることも明らかになっています。

また、2008年には自然科学研究機構の研究者らが「噛む」という行為が脳を活性化すると証明していますし、顎を開けたり閉じたりする行為が脳に酸素と栄養を送ることからも、脳の認知機能の低下を予防する効果があると言われています。

こうした研究からも分かる通り、健康な歯を維持していくことが、認知症の予防に有効なのです。

認知症予防にいかにお口の中や歯の健康が大きな影響を及ぼすかということが分かるのではないでしょうか?

口腔ケアのひとつとして、高齢者の口腔機能を改善させるためのトレーニングを「口腔機能訓練」と呼び、食べるための筋肉を鍛えるトレーニングや、唾液の分泌を促す唾液腺マッサージ、食事のときに食べ物を上手に喉の奥まで運ぶための筋肉トレーニングなど高齢者のお口の機能の状況により様々なものがあります。

嚥下体操とは、食べ物を飲み込むために必要な筋肉をトレーニングする体操です。人は、食べ物を飲み込む際にほっぺや舌、喉などの筋肉以外にも首や肩の筋肉が必要だといわれています。しっかりと飲み込めないと、食事の際にむせてしまい食事が満足にできなくなってしまいます。食事ができないと、せっかく歯があっても噛むこともできませんので、認知症予防にたくさん噛もう!と思っても、その機会が失われてしまいますよね。

嚥下体操具体的には、嚥下体操は「首のストレッチ」「肩の体操」「口の体操」「頬の体操」「舌の体操」が一連の流れとなっており、首や肩はラジオ体操のような要領でストレッチをします。その後、「口の体操」として口を大きく開けたり閉じたり、歯を噛み合わせたりと言った動作を繰り返しましょう。「頬の体操」では、舌を出したり、舌で口の両端を舐めたり、舌を鼻先や顎先につける気持ちで上下運動してみましょう。

いずれもイスに腰掛けたままできる体操ですから、お風呂に入っているとき、食事の前、朝の体操に取り入れてみてはいかがでしょうか?

高齢者の口腔内の特徴として、お口のなかが乾燥しやすくなるという特徴があります。これは、高齢に伴い唾液の分泌が少なくなってしまうことが原因で、お口の中が乾燥してしまうと、食べることや飲み込むことがしにくくなるだけでなく、お口の中の自浄作用も低下してしまうので歯周病などを発症しやすくなってしまいます。

こうしたことから、口の乾燥を防ぐためにおすすめなのが、唾液腺マッサージです。口腔内に唾液腺は3カ所あり、その場所を優しく揉みほぐしてあげることで唾液が出やすくなり、口腔内の環境が改善されます。唾液腺は、上の奥歯辺りと、顎骨の内側の柔らかい部分、顎の先の尖った部分の内側にあります。力を入れすぎないように注意しながら、優しくマッサージをすると良いでしょう。

普段の口腔ケアで認知症予防を行うことができます。

みなさんもぜひ参考にしてみてください。

長崎県 諫早市 多良見町 ふじた歯科

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