長崎県諫早市の歯医者 「諫早ふじた歯科・矯正歯科」 理事長の藤田です。
2014年 10月1日、2日とICOI (国際インプラント学会)とコロンビア大学の共同インプラントセミナーの3期生として東京セッションに参加してきました。私は昨年の夏の東京から冬のニューヨーク、今年の春のドイツ、そして今回の東京と、よりレベルの高い知識と手技の獲得のために参加しています。
今回は台湾の先生方も何人か参加されておられました。
ICOI東京セッションでコロンビア大学のターナー教授に、今までのインプラント治療の過去からの検証。
そして現在の状況、そしてこれから未来へ向かっての指針をお話ししていただきました。
不幸にして歯を喪失した方にとって、インプラント治療は、機能的、審美的に以前の状態を回復するために最も優れた手段です。一時、NHKや雑誌などでインプラントバッシングが起こったため、以前よりは日本でインプラント治療を受ける患者さんは減っているようですが、世界的に言えばどんどん患者数は増えていますし、当院でも安定して症例数は増えています。
今回のターナー教授はこれまでの数多くのインプラント事例の検証と、論文の再検討を行い、どうすれば安全で安心な治療ができるかを私たちに教えていただきました。
ターナー教授と
また、未来へ向かってというお話の中で、現在最先端の研究について話をされました。
つい最近、加齢黄斑変性に対する自家iPS細胞由来網膜色素上皮シート移植がニュースになっていましたが、歯科の領域でも再生療法の研究が盛んになってきています。患者さんから歯根膜を採取し培養し、遺伝子処理をしたものを移植するという、画期的な再生療法もある程度まで進んでいるようです。
「歯科インプラント学の未来は明るい。ティッシュエンジニアリングで未来は開けている」と強調されましたが、そう信じて日々の診療を行っていきたいと考えています。
台湾や全国各地の先生方と
長崎県諫早市 医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科
理事長 藤田浩一