口腔リハビリテーション認定研究会

長崎県諫早市 ふじた歯科 藤田です。
口腔リハビリテーション認定研修会に行ってきました。
2019年9月28日(土曜日)に長崎県歯科医師会館で開催された研修会に行ってきました。当院からは、勤務歯科医師の
米山先生、柿山先生、歯科衛生士の福田、山本らと総勢6名で参加しました。
講演者の先生方は4名ともリハビリテーション科を有する病院に勤務する先生方でした。

横浜市立大学付属病院リハビリテーション科の若林先生
熊本リハビリテーション病院の白石先生
長崎大学病院リハビリテーション部の高畠先生
みどりが丘病院リハビリテーション科の森脇先生

口腔状態が不良(口腔衛生状態、口腔機能)であれば、全身に影響することは多くの方に浸透していると思います。
今回の研修会では、脳卒中などで入院後の、いわゆる急性期の摂食嚥下障害に関しての話が主でした。
(退院後、施設や居宅に戻った維持期の話ではありませんでした)

急性期では口から食べることができず(絶食や、禁食)点滴のみでカロリー摂取していることが多い。点滴のみでは栄養障害で筋力などが落ち、4人に1人がサルコペニアになるそうです。そのためリハビリをしても効果が出ず、まず栄養改善をしないことには始まらないことも多いそうです。

そのため、医科歯科連携が大事になってきます。口のリハビリテーション理念は、「全てのライフステージで、どのような障害があっても、最後まで人とし威厳を守り諦めないで安心して、楽しく口から食べることを大切にする活動」です。
他職種連携をして、患者の口の中をしっかり評価して、嚥下障害をなくし、栄養管理をしながら、ADLの改善を図ることが重要になってきます。
ただ、他職種だとなかなか情報共有が難しいので、口腔状況を検討しやすい口腔スクリーニングが有効とのこと。口腔の
見える化を図っている事例も紹介されていましたが、非常に興味深いものでした。

感想として、リハビリテーションも急性期の話でしたので、私たちが通常関与している維持期での話も聞いてみたいと思いました。
急性期を過ぎて、退院後居宅や施設に戻った方たちへのアプローチも非常に重要です。何れにしても、最後まで口から食べてもらいたい、そういう信念でこれからも貢献していきたいと思っています。

 

医療法人 夢昂会 ふじた歯科
理事長 藤田浩一