誤嚥性肺炎とは

高齢者の死因の第3位に肺炎があります(2016年度)。
その中でも高齢者の場合は誤嚥性肺炎が大きな比率を占めています。
この誤嚥性肺炎の原因は1、2です。

1、 口腔ケア(歯・入れ歯・舌・粘膜の清掃等)不足
2、 口腔機能(唾液の量・舌・頬・口唇の働き・飲み込みセキ込みの強さ)の低下

1に関しては、習慣性・実行性の乏しい方は肺炎になるリスクは高く、
2に関しては、正常な高齢者でも加齢とともにレベル低下が起こり、もし口腔からの問題で肺炎になったと仮定しますと、食べることも原因の一つと判断され禁食となってしまい、チューブによる栄養摂取となる可能性が非常に高くなります。

ですから、高齢者の方は現在の“良い”状態をキープすることが重要であり、ADLの急激な低下を起こさないように、そして肺炎にならず、いつまでも安全に口から食べることを続けるためにも 口腔ケア、口腔機能の維持向上のトレーニングは日々必要となってきます。
機能レベルは個々により差があるため、個々のレベルによって 機能的口腔ケアのトレーニングメニューを決定します。

【口腔ケア】
a、器質的口腔ケア
・ ブラッシングによる虫歯や歯周病の予防
・ 誤嚥性肺炎や呼吸器感染症を予防

b、機能的口腔ケア
・ 咀嚼、嚥下、話す、笑う、表情を作る、呼吸などの機能の維持、回復、増進
・ 口腔機能のリハビリ
・ 認知症の予防

 

医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科
理事長 藤田浩一