歯科医師臨床研修指導歯科医講習会

2013.7.16

おはようございます  諫早市のふじた歯科の藤田浩一です。

 

7月14日、15日と連休にも関わらず、ましてや博多祇園山笠真っ最中に、福岡歯科大学で開催された 平成25年度歯科医師臨床研修指導歯科医講習会に参加してきました。

現在医科も歯科も国家試験に合格後、臨床研修を一定期間受ける義務があります。

歯科医師の場合、平成12年に歯科医師法が改正され1年以上の臨床研修必修化が記載され、平成18年に歯科医師臨床研修必修化されました。ですからまだまだ新しい制度なのです。

 

現在 ふじた歯科に勤務する蒲生、松永、米嶋先生たちは、研修医を長崎大学病院で終了して当院に勤務しております。

 

歯科医師臨床研修の基本理念としましては、長くなりますが以下のようになります。

『臨床研修は歯科医師が歯科医師としての人格をかん養し、将来専門とする分野にかかわらず、歯科医学及び歯科医療の果たすべき社会的役割を認識しつつ、一般的な診療において頻繁に関わる負傷又は疾病に適切に対応できるよう、基本的な診療能力を見につけるものでなければならない。臨床研修については、患者中心の全人的医療を理解した上で、歯科医師としての人格をかん養し、総合的な診療能力(態度・技能・知識)を身につけ、臨床研修を生涯研修の第一歩とすることのできるものでなければならない』

難しく書いてありますが、要は、歯科医師としてまず、一般的な対処はできるようになってください。また社会人1年目は非常に大事な時期で歯科医師としての基本姿勢が決まる(その時の姿勢が一生涯影響します)ので、研修医期間は有意義に過ごしてね という意味だと思います。

研修施設は、まず大学病院が主なのですが、歯科診療所も協力型歯科医療機関として研修医の研修に協力することが出来るのです。

ただ、手を挙げれば誰でもできるわけではなく、厚生労働省が認めた資格要件を満たし、なおかつ丸2日間のハードな研修会を終了する必要があります。

今回受講した方は合計43名、ほとんどが実際に現在も指導に当たられている福岡歯科大学に勤務される先生方がほとんどで、開業医は私を含めて十数名でした。

受講生を5グループに分け、数々のワークワークショップをこなしていくのですが、正直かなり大変でした。

これほど集中して時間を過ごしたのは久しぶりのことでした。

私の属した第5グループの仲間の先生方は、非常に有能で、しかも優しい先生方で本当に貴重なすばらしい時間を共有できたと感謝しております。お世話になりました。

 

これで、歯学部を卒業し歯科医師国家試験を合格した方に向けての研修ができる医療機関となりました。

現在歯科医師という職業は、いろんなところでたたかれ、不人気業種となっております。

現実歯科医院の数はコンビニの数の2倍もあって、歯科医院の経営自体が成り立たなくなっているという一面もあります。厳しい厳しいという声が、四方八方から聞こえてきます。

 

だからと言って不要な職業ではありません。

これから歯科医師となって未来にはばたくはずの新人歯科医師に、歯科医業は『お口の健康から全身の健康へ貢献できる』すばらしい仕事だよと教えてあげれるような研修先になりたいと思っております。

 

歯科医師は「人から感謝される職業」です。そして「社会に貢献できる職業」です。

若い歯科医の先生方が胸を張って「ああ歯医者になってよかった」と思えるようにお手伝いをしたいと思っています。