2020/08/10

歯みがきとガンのリスクについて

長崎県諫早市の歯医者  「諫早ふじた歯科・矯正歯科」理事長の藤田です

これは2009年の記事です。

 

今日(H21年9月28日)の新聞に興味ある記事がありました。
歯みがきの回数とガンのリスクについての記事です。口腔清掃をすればするほどガンに罹患するリスクが少なくなるという研究結果です。
私が開業当初から言ってきた『歯は健康の窓口』ともつながりますね。

歯の健康から全身の健康を作る。歯の健康のためには、お口の清掃が最も重要です。
お口の清掃が、全身の健康を守ることになります。
以下、2009/09/27 15:45 共同ニュースより引用します。

歯磨きでがんリスク3割減 1日2回以上が効果的
1日2回以上歯を磨く人が口の中や食道のがんになる危険性は、1回の人より3割低いとの研究結果を、愛知県がんセンター研究所(名古屋市)がまとめた。全く磨かない人の危険性は、1回の人の1・8倍だった。

約3800人を対象とした疫学調査の結果で、歯磨き習慣と発がんの関連を示す報告は国内初という。横浜市で10月1日から開催される日本癌学会で発表する。

同研究所疫学予防部の松尾恵太郎室長は「口やのどには発がん物質とされるアセトアルデヒドを作る細菌がいる。歯磨きで細菌や発がん物質が洗い流されるので、少なくとも朝と夜に磨けば、がん予防に役立つ」と話している。

同センターを受診した人の中から、口の中やのどなどの頭頸部がんと食道がんの患者計961人と、がんでない2883人に、歯磨きや喫煙、飲酒などの習慣を聞いた。年齢は20~79歳で平均は61歳。

解析した結果、2回以上磨く人は1回の人に比べ、がんになる危険性が約29%低く、全く磨かない人の危険性は2回以上磨く人の2・5倍だった。喫煙や飲酒をする人だけの解析でも同様の結果で、歯磨き習慣がないことが、ほかの危険因子と関係なく、独立したがんの危険因子であることを強く示すものだという。

 

長崎県諫早市多良見町中里129-14

医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科