2020/08/10

船越歯周病研修会35周年記念講演会

長崎県諫早市の歯医者  「諫早ふじた歯科・矯正歯科」理事長の藤田です

これは船越歯周病研修会35周年(2015年当時)の時の記事です。

長崎 諫早市 諫早ふじた歯科・矯正歯科

10月10日、11日と船越歯周病研修会35周年記念講演会に行ってきました。福岡天神で開業されている船越栄治先生が主宰されている船越歯周病研修会。私が行ったのは15年位前の随分昔になるのですが、歯周病のイロハを学んだ研修会で私の歯周病治療の基礎となっておりますし、当院の代診の先生たちも皆研修会に参加しております。

 

私が参加していた頃は歯周補綴の最盛期でまず歯周病治療を行なった後は残った歯を連結固定するという流れでした。その後インプラント治療が普及して欠損部にはインプラントを埋入し残存歯の咬合負担を少なくして咬合の構築を図るものとなってきました。ですから今回の記念大会でもアメリカから講師が来日されておりましたが、インプラント治療をからめたお話が大半でした。

 

船越先生のご自身の治療体系の流れの中で語られていましたが、昔は切除療法が主体でしたが、今は再生療法が主体となってます。中でも歯周組織の再生に使うエムドゲインという材料は非常に優れていてその優位性や評価は今現在でも変わらないと言われていました。

また歯周病治療で最も大事なのがメンテナンス治療で、治療がひと段落した後はその良くなった状態を維持するのが以下に大事かを力説されておりました。

今年68歳(2015年当時)の船越先生があと20年頑張るために、今年診療室を増床し、診療台を数台増やされるそうです。私はまた55歳(2015年当時)。私ももっとガンバらないといけません(笑)。

 

講演を聞いて、長期予後を可能にする(治療後、長い期間良い状態を維持できる)には、理想的な治療計画を立て、それを実行に移すことがいかに重要かを再認識いたしました。

私も歯周病治療をしっかり頑張ります。

長崎県諫早市多良見町中里129-14

医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科