vol.104 前歯でも噛める入れ歯研究会の総義歯セミナー

2018年1月13、14日に大村の歯科技術専門学校で行われた前歯でも噛める入れ歯研究会の総義歯セミナーにふじた歯科の松田が参加してきました。

お口に合っていない総入れ歯(総義歯)を、特殊な方法で噛み合わせをとり、それを預かって調整をすることで歯茎の痛みを軽減することができるという内容でした。
基本的には総入れ歯の場合は前歯では噛み合わせをつけずに奥の歯のみ噛むような状態にしています。前歯で噛ませると奥歯の部分が浮いてはずれやすくなるからです。そのため前歯では物が噛み切れず、前歯でお肉の塊を引きちぎったり、ナッツ類を前歯で割って食べたりということはできません。しかし今回学んだ調整法をとることで、前歯で噛み合わせをつけながら安定した義歯を作ることが可能です。

長崎 諫早市 ふじた歯科

症例発表も行われたのですが、前歯で噛んで噛み合わせが改善されることでお肉やリンゴを前歯でかじって食べることができるようになった症例、さらには寝たきりの高齢者の方が歩けるようになったり、呼びかけても反応が乏しかった方の意識がはっきりして受け答えができるようになるまで回復した症例など、お口の中だけでなく全身にもいい影響が出た症例というものを多数見ることが出来ました。

ふじた歯科でも訪問診療を行っており、多くの高齢者の方をみています。その中には全身の状態が悪く、体が不自由な状態の方も多いです。お口の環境をよくし、さらには全身の健康にも寄与できるというのは歯医者としてこれ以上の喜びはありません。今回学んだことを今後の診療に取り入れていこうと思います。

長崎 諫早市 ふじた歯科