2020/09/10

マイクロエンド講演会

長崎県諫早市の歯医者  「諫早ふじた歯科・矯正歯科」です

H26.2.23(日)に熊本で行われたマイクロエンドの講演を聞きに行ってきました。

諫早ふじた歯科・矯正歯科のある長崎の諫早から島原まで行き、フェリーで熊本に渡りました。フェリーに乗る機会もあまりないのでちょっとした旅行気分で出かけてきました。

今回行った講演は熊本SJCD主催のもので、マイクロスコープを使った治療法についての内容でした。講師の先生は東京都で開業されている岡口先生で、日々の診療にマイクロスコープを取り入れておられる先生でした。

虫歯の治療法に、削った歯にコンポジットレジンを詰めるCR充填・ダイレクトボンディングという方法があります。
その際、実際の歯の色に調和するようにコンポジットレジンを詰めていきます。
色が合わないと、その部分だけ白く浮いて見えたり、逆に黒ずんで見えることもあります。その詰め物の色の選択にマイクロスコープを使用することでより審美的に仕上げることができるようです。

諫早ふじた歯科・矯正歯科では拡大鏡を使用して合わせていましたが、色合わせのシビアなケースではマイクロスコープの使用も必要だと思いました。

また、歯の根の治療にマイクロスコープを用いる方法をマイクロエンドと言います。
根の中は細く複雑で肉眼ではほとんど中の状況は確認できません。マイクロスコープを使用することで実際に根の中の汚れを視認しながら除去できます。

岡口先生が使用されている器具はご自身で考案されたもので、細い根の中の治療に適したもののようです。実際の治療中の動画も見せて頂き、参考になりました。

すぐに治療に取り入れたい所ですが、まずは同じ器具を購入し抜いた歯を使って練習してみようと思います。

 

長崎県諫早市多良見町中里129-14

医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科