2022/04/11

ハニカミ(歯に咬み)ニュース 4月号

ハニカミ(歯に咬み)ニュース  4月号

諫早ふじた歯科・矯正歯科の藤田です。ハニカミニュース4月号ができました。

口腔ケアで健康生活を過ごしましょう

「お口」には主に、「食べること」「話すこと」「呼吸すること」「表情をつくること」という4つの機能があります。 しかし、加齢による衰えや病気などによって、これらの機能が低下してしまうことは少なくありません。 できるだけ機能を良好に維持していくためには、口腔ケアが重要です。口腔ケアは、むし歯予防など口の中をきれい に保つことだけが目的ではありません。舌やくちびる、頬などの口周りを鍛えるためのマッサージや、リハビリなども 行い、嚥下機能を維持するといった健康維持・促進の役割も担っているのです。口内と口周りを清潔に、そして健康 に保つことが、口腔ケアを行う目的のひとつです。

口腔ケア用品

  ご自宅でできる歯のケア


1 歯ブラシで歯磨き 歯磨き剤は少量で十分です。えんぴつのように軽く持ち、 歯と歯茎の間に45度の角度で毛先をあてるようにします。


2 フロスや歯間ブラシで歯の隙間の掃除 歯の隙間の汚れは歯ブラシだけでは落とせません。歯間の 大きさによって、狭い部分はデンタルフロス、広い部分は 歯間ブラシを選択します。


3 舌ブラシを使って舌の掃除 舌の表面を奥から前、中から外の方向にやさしくこするよう にします。強くこすると舌を傷つけることになります。


4 薬用成分配合の洗口剤を使ってうがい 口腔ケアでは口の中を清潔に保つ目的があるのでブクブク うがいを中心に行います。口腔内の保湿をするうえでも効果 的です。


口腔ケアの効果・メリット


1 口腔内が清潔になる 口腔ケアを適切に行うと、むし歯や歯周病といった 口腔内トラブルが減少します。また、カンジダ性口内炎と いった口内感染症を予防することにもつながります。


2 食事が美味しくなる 食べ物を、歯や義歯でしっかりと切断して噛み砕き、唾液と 混ぜていくという、一連の動作をうまく行うことができれば、 口を通して栄養がしっかりと摂取され、低栄養状態や脱水症状 を防ぎ、体力回復はもちろん意欲の向上にもつながります。 口腔ケアによって唾液分泌量が増えれば、それだけ味覚が改善 され、食欲の増進も期待できます。


3 コミュニケーションがとりやすくなる 口腔ケアによって口と舌の動きが向上してくると、話すときの 発音がよくなり、ほかの人との意思疎通も円滑に進みます。 口内環境が改善されることで、口臭を減らせるというのも 大きなメリットです。 さらに、口腔機能が向上すると表情が豊かになり より話を活発にする助けにもなります。 また、感染症についても、口腔ケアによって 防ぎやすくなります。


色とりどりの花が咲き競う、美し い季節を迎えました。
気になるニュースが日々飛び 交っておりますが、うららかな春 の季節、心穏やかに日々過ご したいですね。
花の季節ですが、まだ朝晩は 肌寒くございます。どうかご自 愛ください。

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ICOI インプラント指導

諫早ふじた歯科・矯正歯科   理事長  藤田浩一