2022/05/20

妊娠中でも矯正はできるのか?

こんにちは 諫早市多良見町歯医者の諫早ふじた歯科・矯正歯科の川嶋と申します。

今回は妊娠中の方でも矯正はできるのかをお話ししていきます★

【 妊娠中でも矯正はできます!! 】

諫早 歯医者 諫早ふじた歯科・矯正歯科 妊婦さん治療

 

 

 

 

 

ですが、注意することがあります。

妊娠中はホルモンバランスの変化により通常に比べて、口腔トラブルが多くなる傾向にあります。

中でも「妊娠性歯肉炎」にかかる可能性があるので、日頃から口腔内の清潔を維持しましょう。

 

また妊娠中期~後期にかけて胎児の発育で胃が圧迫されます。その為1回で摂る食事の量が減り、間食が増える可能性があります。また、妊娠中だけでなく、産後もホルモンバランスが変動する時期で歯肉炎のリスクが高まります。

ですから歯肉炎のリスクを防ぐために口腔ケアをしていきましょう。

 

歯肉炎をそのままにしておくと、歯周病に進行する恐れがあります。

歯周病になると、早産や低体重児出産のリスクが高まるとも言われているので注意しましょうね!!

 

お口のケアでは、キシリトールを毎日摂取すると虫歯菌が減少します。

虫歯菌を出産前に減らすことは生まれてくるお子さんへの感染リスクを低くし、虫歯予防に関わるのでぜひ活用して下さいね❤

妊娠すると、体内のホルモンバランスが大きく変わり、それに伴って様々な変化が起こります。

その代表と言えるのが、『つわり』です。つわりは多くの妊娠中の女性が経験し、その辛さは言葉に言い表せないことでしょう。

つわりがひどく、歯磨きが困難な場合、無理に磨く必要はありません。液体歯磨きを使用しこまめなうがいをしましょう。

 

また、子ども用の歯ブラシで磨くこともオススメです☆

子供用の歯ブラシは、ヘッドが小さいので口の中に入れた時の異物感も少なく、吐き気が軽減できることがあります。

 

矯正治療では、まず虫歯などの治療を済ませてから矯正スタートさせます。虫歯治療の際に投薬・麻酔を行う可能性があります。

また矯正治療後に、個人差はありますが、歯が動く時の痛みが激しい方には鎮痛剤を処方することがあります。妊娠中の投薬・麻酔は胎児への影響を考慮すると、安定期間中の妊娠5〜8ヶ月の間が望ましいです。

妊娠4ヶ月頃までは奇形や発育不良の心配があり、8ヶ月以降は早産の心配があります。

痛み止めや抗生物質の服用すると、薬によってはお腹の中の赤ちゃんに影響を及ぼすものもあります。

ですから、妊娠中であることを歯科医師やスタッフにお伝えをお願いします★

 

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