フッ素について

こんにちは、諫早ふじた歯科・矯正歯科です。

今回は「フッ素」について話したいと思います。

歯医者 歯科 ふじた歯科 虫歯 フッ素

〜フッ素とはなんなのか〜

フッ素とは天然元素の一つで、自然界のあらゆるところに存在しています。

結論から言うとフッ素は歯を強くする効果があり、その効果によって虫歯を予防してくれます。

フッ素の働きや効果は、主に次の2つが挙げられます。

①歯の再石灰化の促進

歯が酸によって溶かされる現象を「脱灰(だっかい)」といいます。それを修復する作用を「再石灰化(さいせっかいか)」といいます。フッ素にはこの再石灰化を促進する働きが期待できます。

② 歯を強くする

私たちの歯は「ハイドロキシアパタイト」と呼ばれる物質で構成されています。この物質はとても硬いのですが、酸によって溶けやすい性質も併せ持っています。フッ素のよって歯の再石灰化が促進される際には、「フルオロアパタイト」と呼ばれるフッ素が入り込んだ物質へと作り変えられ、むし歯菌に負けない強い歯を作ることが可能となります。

~フッ素の安全性について~

フッ素はWHO(世界保健機構)で安全性が認められた成分です。

自然界にも存在し、多くの食品や飲料にも含まれるミネラル成分のひとつです。

しかし、どんなお薬であっても用法・容量を誤れば中毒症状を招く恐れがあります。

フッ素量の目安

フッ素で急性中毒を招く可能性として、体重1㎏あたり2㎎のフッ素量が目安になります。

たとえば体重10kg程度の赤ちゃんであれば20㎎ということです。

歯磨き剤よりも含有フッ素が高い洗口液を例にとって考えてみましょう。

毎日使うタイプのもので約1.6㎎のフッ素が含まれています。なので、もし1本誤って飲んでしまったとしても中毒症状は起こらないということになります。

基本的にはフッ素入りの歯磨き粉もフッ素のうがい薬も最終的には吐き出すものなので、体内には残りません。フッ素は用法・容量を守れば人体にとってほとんど影響を与えませんのでご安心ください。

 

~年齢に応じたフッ素の使用方法~

0~4歳

お口の中には乳歯しかない時期です。この時期に習慣づけを行うことで生涯におけるの虫歯リスクが減少します。

①歯が生え始めた生後6ヶ月の頃よりフッ素スプレーを開始しましょう

②3ヶ月に1度はフッ素塗布を受けましょう

③うがいができはじめたらフッ素入りの歯磨き粉で磨いてみましょう。

➃うがいができるようになったら歯磨き後にフッ素入りのうがい薬を使用しましょう

4~15歳

6歳からはお口の中の乳歯が永久歯に生え変わり始め、大体12歳程で永久歯が生えそろいます。

永久歯を虫歯で失うと、サメのように生えてくることはないため虫歯予防が一番重要になってくる時期です。

①フッ素うがいを是非はじめてください。現在の日本では最も虫歯予防の効果が高い方法です

②更に余裕の有る方は歯科医院でのフッ素塗布を3ヶ月に一度受けましょう。自宅でのフッ素うがいと組み合わせることで最大限の効果を発揮します

③フッ素入りの歯磨き粉を使用しましょう

15~30歳

学校や仕事などで忙しくなる時期だと思います。簡単にできる方法で虫歯予防を行いましょう

①余裕がない方はフッ素入りの歯磨き粉を使用しましょう

②虫歯予防に関心の高い方はフッ素うがいを最もお勧めします。理由は簡単です。最も虫歯予防率が高く安全性が証明されているからです

③歯科医院で高濃度のフッ素塗布を行うことでさらに効果が上がります

30~70歳

歯周病の症状が出始める年代です、歯周病によって骨や歯茎が下がり歯の根っこが見え始めるとそこから虫歯になるリスクが高くなります

①フッ素のうがい薬やフッ素入りの歯磨き粉を使用しましょう

②3か月に一度、歯科医院で高濃度のフッ素塗布を行いましょう

70歳から

①ほとんどの方に歯周病が表面化しており、歯の根っこから虫歯になりやすい環境になる時期です。小児期と同じくらいフッ素うがいの重要性が高くなってきます

②フッ素入りの歯磨き粉を使用しましょう

③通院が難しい方も出てくると思います。可能な方は定期的に歯科医院でフッ素塗布を行いましょう。訪問診療を利用することで歯科医院と同じ高濃度のフッ素塗布を行うことも可能です

~きちんと規定された日本のフッ素濃度~

日本国内の製造販売認証基準では、フッ素濃度は1,500ppm未満とされていて、それ以上の濃度のフッ素は歯科医院でしか取り扱うことができません。

万が一お子さんが誤って飲んでしまっても中毒症状を起こさない濃度の商品しか流通していませんので安心してお使いいただけます。

当院ではメンテナンスに来られた際に高濃度のフッ素塗布を行っております。

特にお子さまの虫歯が気になる方は是非ご来院ください。

 

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