2022/09/02

子どものおやつ

こんにちは!長崎県 諌早市 諫早ふじた歯科・矯正歯科 山下です。

 

先日、患者様より「子供のおやつはどうしたらいいの?」と質問を受けました。

 

おやつを食べると虫歯になってしまうと心配されるかと思います。食べないよりも甘いものを食べた方が、虫歯になるリスクとしては高くなります。

しかし虫歯を気にして、お子さんにまったくおやつを与えないのもかわいそうかと思います。

今回は幼児のおやつについてお話します。

 

 

・1日4食

 

一度にたくさん食べられない子は間食でカロリーを補いましょう。

間食の回数は一日一回で時間を決めて食べましょう。寝る前に食べると虫歯になりやすいので、寝る前の飲食は控えましょう。

手作りの母親を身近に感じる食べ物が心の発育にもいいです。

飲み物もだらだらと飲んでいると虫歯になりやすくなるので、コップに入れて一回分の量を決めたほうがいいです。ジュースやスポーツドリンクにも糖分が含まれているので注意が必要です。

 

・甘いもの好きにならないように

 

3才までに味の好みが決まります。甘味嗜好にならないように、甘味の強いものを少なくしましょう。

おやつは砂糖の少ないものや、お菓子ではなく野菜スティックや果物などもオススメです。

代用甘味料の使用は、その時は虫歯予防になりますが、甘味嗜好の子は自分で買い食いをする頃から自由に食べてしまうので虫歯に悩むようになります。

 

 

・虫歯予防によいもの

 

お口の中に甘いものが残りやすいと虫歯になりやすいので、歯にべたつきやすいあめやキャラメルなど長く糖分が残るものは控えましょう。

お菓子→せんべい、クラッカー

飲み物→お茶、牛乳

その他に果物、野菜スティック、焼き芋

がオススメです。

 

・虫歯にならない甘味料

 

マルチトール、ソルビトール、キシリトール、パラチノース、エリスリトール、サッカリンなどがあります。

 

砂糖、果糖、ぶどう糖、水飴、麦芽糖は虫歯になる甘味料です。

 

糖類0.5%以下の

「無」「ゼロ」「ノンシュガー」「シュガーレス」は虫歯になりにくい。

糖類5%以下の

「低」「ひかえめ」「低減」「カット」は注意しましょう。

 

おやつを選ぶ時には砂糖の量にも気をつけてみましょう。

 

 

・虫歯にならないために

 

食事はなるべくしっかりと食べて間食の回数が増えないように気をつけましょう。回数や時間を決めて短時間で食べるようにしましょう。だらだら食べで回数が増えてしまうと虫歯になりやすいです。

 

お口の中に長い間残りやすいものは避けましょう。糖分があると口の中が酸性になり、歯が溶けやすくなるので虫歯のリスクが高まります。食べた後はお茶や水を飲んだり、うがいや歯磨きをしましょう。

 

歯科 諫早ふじた歯科矯正歯科

 

おやつの時間はお子さんにとって楽しみな時間だと思うので、まったく与えないのではなく虫歯になりにくいように工夫をしてみてください。

しっかりとメンテナンスに通うことも虫歯予防に効果的ですのでぜひご来院ください。お待ちしております。

 

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