2022/11/15

マウスピース矯正のデメリット

諫早市の歯医者 「諫早ふじた歯科・矯正歯科」の理事長の藤田です。マウスピース矯正はインビザラインを筆頭に世界的に普及している矯正治療です。当然メリット、デメリットがあります。今回はデメリットに関してお話ししていきます。

 

■マウスピース矯正のデメリットを解説

 

マウスピース矯正のメリットについては、もうすでに詳しく知っている方も多いことでしょう。そこで次に知りたいのはマウスピース矯正の「デメリット」ですよね。どんな治療法にも必ずメリットとデメリットの両方があるので、メリットばかりに目を向けていてはいけません。そこで今回はマウスピース矯正のデメリットについて簡単に解説します。

 

▼マウスピースの着脱は自己管理

 

ワイヤー矯正は、歯医者がマルチブラケットと矯正用ワイヤーを固定するため、患者さんが行うことは何もありません。固定式の装置なので、日常生活で不便や不自由を感じる場面も多くなりますが、自己管理しなければならない点は極めて少ないです。一方、マウスピース矯正は着脱式の装置であり、患者さんの協力がなければ治療を進めることが不可能です。インビザラインであれば1日20時間以上、マウスピースを装着しなければなりません。

 

▼マウスピース装着中は水しか飲めない?

 

マウスピース矯正は、食事の際に取り外せるので何でも自由に食べることができます。ただ、食事の後は必ずお口の中とマウスピースをきれいにお掃除しなければなりません。マウスピースを装着したまま口にできるのは、原則として水だけです。もちろん、噛まずに済むものであれば口にできるのですが、糖分や着色性の物質が含まれていると、歯に悪い影響が及ぶため、控えた方が良いといえます。

 

▼適応できないケースもある

 

マウスピース矯正のデメリットとしては、もうひとつ「適応範囲が比較的狭い」点が挙げられます。場合によってはワイヤー矯正が第一選択となることも十分あり得ますので、気になる人はカウンセリングの段階できちんと相談しましょう。

 

▼まとめ

 

このように、メリットの多いマウスピース矯正にも、いくつかデメリットがあります。これはワイヤー矯正にはないデメリットでもあるため、どちらが向いているかは患者さんの価値観やお口の状態によって変わることでしょう。

 

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