2023/03/24

虫歯とお酒の関係

こんにちは。諫早ふじた歯科・矯正歯科です。

 

今回は虫歯とお酒(アルコール)の関係についてお話しします。

食事と一緒にアルコールを楽しんだり、お休み前に晩酌したり、お酒を好んでたくさん飲まれる方もいると思います。

この時期になると歓送迎会などでお酒を飲む機会も増えますよね。

 

アルコールを毎日摂取している方は、虫歯のリスクについても知りたいですよね。

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アルコールと虫歯の関係

 

アルコールがもたらす症状で意外と知られていないものが脱水症状です。お酒で水分をとっているのでは?と思いますよね。

しかしアルコールは利尿作用があり飲んだ分以上の水分が体の中から抜けて行ってしまいます。

 

そうすると口の中が乾燥してきます。唾液には口腔内をきれいにし、衛生を保つ作用がありますので、

乾燥するとそのような作用が弱まってしまい、虫歯ができやすくなります。

 

また虫歯の原因となる糖分がアルコールには含まれています。当分は虫歯菌の大好物です。

糖分が多いアルコールを摂取すればするほど虫歯になりやすくなります。

 

 

お酒の種類は関係あるの?

身近にあるビール、ワイン、日本酒は醸造酒です。醸造酒は果物や穀類などを発行させて作るので蒸留酒比べて糖分を多く含みます。

甘い炭酸やジュースで割ったチューハイ、カクテルも注意が必要です。

醸造後、蒸留という工程を行い作られるのが蒸留酒です。本格焼酎、泡盛、ウイスキー、ブランデーなどです。

こちらは糖分が少なく虫歯のリスクが醸造酒に比べ低いのでおすすめです。

 

 

お酒を飲む時はどのように注意するの?

 

◯長時間飲み続けない

楽しいお酒の席ではゆっくり飲みたいですが…

長時間飲み続けると酸蝕症の恐れがあります。酸蝕症とは酸性の強い食べ物や飲み物によって歯が溶けてしまうことです。

だらだら飲み続けるのはやめましょう。

 

〇水分をしっかりとる

先ほども書いているようにアルコールには利尿作用がありますので、お口の中の乾燥を防ぐためにお酒だけではなく

水やお茶を飲む癖をつけましょう。脱水を防ぐには飲んだお酒の倍の量をのまないといけないとも言われてます。

 

〇寝る前に必ず歯磨きをする

アルコールを飲んで眠くなり歯磨きが面倒になってそのまま寝てしますことはありませんか?

寝ている間は唾液の分泌量が減り、虫歯菌が活発に働いています。アルコールを飲むと

口の中が乾燥しますので、より虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

 

虫歯になりにくいおつまみも紹介しておきます!

◎スルメ◎

諫早 ふじた歯科 スルメ

お酒とスルメの相性はばっちりですよね(^^♪

スルメは歯ごたえがありしっかり噛まないといけません。これにより唾液の分泌が促され、お口が清潔になります。

 

◎チーズ◎

チーズに含まれるリン酸カルシウムが、虫歯菌が出す酸により歯の成分であるカルシウムや

リンが溶け出すのを減少させます。ただし、チーズの中でも水分量が少なく、保存性が高い

ハードチーズがおすすめです。チェダーやパルメザンなどのナチュラルチーズです。

 

◎小魚◎

諫早 ふじた歯科 にぼし

虫歯になりにくい歯を作るにはカルシウムを摂取しなければなりません。シラス、アジといった骨ごと食べられる小魚はカルシウムが豊富です。

スルメと同じくしっかり噛む必要があるので自然と唾液の分泌量も増えます。

 

小魚のみでは効率的にカルシウムをとることはできないので、たんぱく質やマグネシウムが含まれるアーモンドなどのナッツ類と一緒に食べましょう。

 

お酒を飲むときは参考にしてみてくださいね!

お酒を飲んでリラックスし、気分転換するのはいいことです。

しかし、過度な飲酒は虫歯だけでなく、重大な病気を引き起こす原因にもなります。

お酒が引き起こす健康障害には肝障害、膵炎、脂質異常症、高血圧症、食道がんなど様々な病気があります。

虫歯予防のためだけでなくこれらの病気を引き起こさないためにも休刊日を作るなど工夫して楽しみましょう。

注意点やおつまみ選びに気を付けて虫歯の原因を作らないようにしましょう。

虫歯についてはこちら

 

長崎県諫早市多良見町中里129-14

医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科