こんにちは、長崎県諫早市の歯医者「諫早ふじた歯科・矯正歯科」です。
お口に入るお水、衛生なのか気になることありませんか?
よく患者様にお水についての質問をいただきます。
目次
今回は当院に導入している除菌装置、歯科ユニットウォーターラインシステム『ポセイドン』についてお話ししていきます。
歯科診療で利用される水の汚染
水道水を安全に利用できる国が少ない中、日本の水道水は世界的に高水準です。
そんな日本の水でも、水道管内部に細菌やウィルスは残留しています。
その原因として水道を使用しない間に水道管内部に水が滞留し、遊離残留塩素が減少するため細菌が増殖すると言われています。
増殖した細菌はバイオフィルムという、細菌の生物膜を形成します。
バイオフィルムはぬるぬるとした粘着物なので形成されると給水管内で停滞します。
病原性の強い細菌ではありませんが、衛生管理を適切に行わないと細菌の汚染水が口腔内に入ることになります。
歯科治療水汚染問題については、近年新聞や雑誌に掲載されるなど日本歯科医師会でも問題視されています。
国内にある歯科医療機関のチェア(診療台)の水を調べたら、1ml中に3800個の細菌が存在していたという結果があり、残念ながら安全な水で治療を受けられる歯科医院は10%にも満たないといわれています。
こういった現状に対し、対策として遊離残留塩素を補正し歯科ユニット給水管内の衛生環境を改善することが必要になります。
そこで、当院では『ポセイドンシステム』を導入しています。
ポセイドン
より衛生的な給水を可能にする除菌装置
水道法上の給水器具として、第三者認証機関からの認証を取得した製品
水道法第4条の規定に基づき、「水質基準に関する省令」で規定する水質基準項目と基準値(51項目)に適合しているため、水質検査でも認定されたきれいな水です。
仕組み
センサーが水の流れを感知し、電気分解の反応によって残留塩素に変化します。
残留塩素濃度の上昇により細菌の繁殖を抑制し、水質を衛生的に保つことができます。
特徴
添加物を使用せず、水道水だけで残留塩素濃度を補正しているので、飲むことができます。
また、ポセイドンシステムにより電気分解された水の細菌数はゼロに近いといわれているため、安心です。
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当院では、衛生管理に力を入れ水にもこだわっているため、院内全ての水が除菌水で流れています!
より衛生な環境で診療してもらうよう、院内美化にも勤めていますので皆様の来院お待ちしております。
長崎県諫早市多良見町中里129-14
医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科