2023/12/22

銀歯について

こんにちは 諫早ふじた歯科・矯正歯科です

 

みんさんはお口の中に銀歯は入っていますか?虫歯の治療後に銀歯をしたことがある方も多いと思います。

日本の歯科の保険診療は、銀歯を使いますが実はこの銀歯は様々な影響があることがわかっています。

 

虫歯になりやすい
銀歯は素材そのものは硬くて丈夫ではありますが、歯よりも硬い素材になるため、

経年変化で歯が摩耗してくると歯との間に隙間ができやすく、
その隙間に汚れが入り込み、むし歯が再発するリスクが高くなってしまいます。

 

数年経った銀歯の下はむし歯になっていることが多く、銀歯の寿命は約5年ほどといわれています。

金属アレルギーを引き起こすことがある

金属アレルギーはネックレス・ピアスなどのアクセサリー等で皮膚がかぶれる症状をイメージする方が多いと思います。
実は意外と知られていませんが銀歯や歯の治療に使われる保険金属の歯科材料が原因となって
金属アレルギーを引き起こす場合があるのです。

お口の中は常に唾液にさらされた湿った環境にあり、そのため金属は錆びて溶け出してしまいやすく
その溶け出した金属が歯肉に着色をしたり、身体に取り込まれてしまうことで
金属アレルギーの原因になってしまいます。
またお口の中の金属アレルギーは、必ずしも口の中に症状が現れるとは限りません。

歯科金属アレルギーに関連する症状
・口内炎
・歯肉炎
・舌痛症
・異味症
・アトピー性皮膚炎
・脱毛症
・扁平苔癬
・接触性皮膚炎
・掌蹠膿疱症
・肩こり、片頭痛
・不定愁訴がある(体がだるい、疲れがとれない。なんとなく体調が悪いという症状があるが、
検査をしても原因となる病気が見つからない状態)

金属アレルギーは個人ごとに許容量というのが決まっており、
今症状がなくても体内に金属が溜まっていくと症状が出る可能性があります。
また金属アレルギーは一度発症してしまうとなかなか治療が難しくなります。

保険診療の銀歯は比較的安価で、むし歯によって削った歯の機能を補う治療として
最低限の内容をカバーしたものになります。

 

諌早ふじた歯科・矯正歯科では長期的な歯の健康、身体への安全性を考える方へ
金属を使わないセラミック治療をおすすめしています。

金属をセラミックにやりかえを検討中の方、新たに治療でつめもの・かぶせものを入れる方、
材料の違い等については事前に詳しく説明をさせていただきますのでお気軽にスタッフまでお尋ねください。

 

長崎県 諫早市 多良見町 諫早ふじた歯科・矯正歯科