2024/01/05

歯周病について

歯周病について

 

こんにちは。諫早ふじた歯科・矯正歯科です。

 

 

「歯周病について詳しくご存知ですか?」と

初めて来られた患者様に聞くと、

よくテレビなどで聞くが詳しくは分からないと言われる方が多いです。

 

今回は、歯周病についてお話しします。

 

 

歯周病とは

 

プラーク(歯垢)の中にいる細菌によって、歯を支える歯周組織が破壊される病気です。

悪化すると、歯を支える骨が失われ、最後には歯が抜け落ちてしまいます。

日本人の歯の喪失原因の第1位であり、私たちの健康と深い関わりを持っています。

 

歯周病の原因はプラークです.

歯と歯茎の境目に細菌の塊であるプラークがすみつき、歯周組織に炎症を起こします。

歯周病の進行

 

歯肉のみに炎症を起こす歯肉炎を放置すると、

やがて歯の支持組織に影響を及ぼす歯周炎へと進行します。

進行段階は、大きくわけて4つに分類されます。

 

 

①歯肉炎

諫早ふじた歯科・矯正歯科

歯と歯肉の境目にプラークが付着すると、歯肉が炎症を起こします。

赤くつやがあることもあり、磨くと出血しやすく、腫れて痛むこともあります。

 

②軽度歯周炎

諫早ふじた歯科・矯正歯科

歯肉の炎症が進行するとさらに赤く腫れ、磨くと出血します。

また、歯の支持組織にも炎症が進み、歯周ポケットが形成され骨が溶け始めます。

 

③中等度歯周炎

 諫早ふじた歯科・矯正歯科

さらに骨が溶け、少し歯がぐらつきはじめ、

だんだん硬いものが噛みにくくなってきます。

歯周ポケットは深くなり、細菌がさらに深部へ進入します。

④重度歯周病

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歯の支えの多くを失い、骨が半分以上溶け、

歯がぐらついて物を食べにくくなります。

歯肉は赤く腫れて膿が出はじめ、口臭もひどくなります。

最後には歯が抜けます。

歯周病の治療は

原因となるプラークを除去することが第一

 

ブラッシング

歯根に向けて45度の角度でブラシを当て、歯と歯肉の境目や歯と歯の間を丁寧に磨きます。

歯石は、ブラッシングでは除去できないため、歯科医院での治療が必要です。

スケーリング

スケーラーを用いて、歯肉より上に付着したプラークや歯石を除去します。

ルートプレーニング

歯周炎に対して行われる治療です。

歯根に付着した歯石をスケーラーによって除去し、歯根面を滑沢に仕上げます。

 

 

スケーリングやルートプレーニングでは治療できない

進行した歯周炎では、歯周ポケットや骨の欠損をなくすために

外科的な治療を行うことがあります。

 

 

 

・歯を磨くと出血する

・口臭が気になる

・歯肉が腫れている

・歯がグラグラ揺れる

上記の中で1つでも当てはまる方は歯科医院での検査が必要です。

 

歯周病が気になる方はお気軽にお尋ねください。

 

 

 

長崎県諫早市多良見町 諫早ふじた歯科・矯正歯科