こんにちは 長崎県 諫早市にある 諫早ふじた歯科・矯正歯科です。
今回は抜歯後の注意事項についてお話しさせて頂きます。
抜歯後の正しいケアは、痛みの軽減や感染症の予防、迅速な回復の鍵となります。
目次
注意事項
術後、噛んでいるガーゼはそのまま噛んでください。(60分)
ガーゼを噛むことによって圧迫止血をおこないます。
血が止まらないときは、新しいガーゼを30分噛んでください。
唾液に血が混じる程度でしたら問題ありません。
腫れても、冷やさずそのままにしてください。
抜歯後腫れることがありますが、冷やすとしこりになり腫れが引きにくくなりますので
そのまま様子をみてください。
激しい運動・お酒・たばこは控えましょう。
血行が良くなる運動や、お酒は出血の原因になるため控えてください。
また、たばこを吸うと血液供給が少なくなるため治りが遅くなります。
うがいをする時は口に含んで吐き出す程度にしましょう。
血の塊がとれると治りが悪くなりドライソケットがおこります。
食事は麻酔がきれてからにしましょう
麻酔が効いている間に食事をすると、舌や頬を噛むことがあります。
抜歯後の歯磨きは通常どうり
感染を予防するためにも、傷口以外はしっかり磨きましょう
抜歯後の治りかたについて
①抜歯後血が止まり血餅で満たされます。
②肉芽組織に変わる
③仮骨形成
④半年から1年で骨改造が行われ穴は塞がります
ドライソケット
歯を抜歯した後に起こる合併症の一つで、通常は治癒過程の異常な進行によって引き起こされます。
抜歯後、歯茎の血栓が正常に形成されず、歯槽骨が露出した状態が特徴的です。この露出した歯槽骨は通常、歯茎に覆われているべきであり、この状態が炎症や痛みを引き起こします。
ドライソケットは通常、以下のような症状を伴います:
- 強い痛み: 通常は抜歯後2〜4日目に現れ、他の痛みと比べて非常に強いものです。
- 悪臭: 死んだ組織が露出しているため、悪臭が発生することがあります。
- 口臭: 口の中から不快なにおいがすることがあります。
- 歯茎の変色: 歯茎が灰色や白く見えることがあります。
対処としては、歯科医院で薬の塗布、投薬を行い痛みの軽減や炎症の抑制を図ります。
ドライソケットを予防するためには、歯科医院の指示に従い、抜歯後の適切なケアを行うことが重要です。
特に喫煙はリスクを増加させるため、抜歯後は控えるか避けるようにしましょう。
長崎県諫早市多良見町中里129-14
医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科