2024/01/26

歯を抜いた後に注意すること

こんにちは 長崎県 諫早市にある 諫早ふじた歯科・矯正歯科です。

 

今回は抜歯後の注意事項についてお話しさせて頂きます。

抜歯後の正しいケアは、痛みの軽減や感染症の予防、迅速な回復の鍵となります。

 

 

注意事項

術後、噛んでいるガーゼはそのまま噛んでください。(60分)

ガーゼを噛むことによって圧迫止血をおこないます。

血が止まらないときは、新しいガーゼを30分噛んでください。

唾液に血が混じる程度でしたら問題ありません。

 

 腫れても、冷やさずそのままにしてください。

抜歯後腫れることがありますが、冷やすとしこりになり腫れが引きにくくなりますので

そのまま様子をみてください。

激しい運動・お酒・たばこは控えましょう。

 血行が良くなる運動や、お酒は出血の原因になるため控えてください。

また、たばこを吸うと血液供給が少なくなるため治りが遅くなります。

 

うがいをする時は口に含んで吐き出す程度にしましょう。

血の塊がとれると治りが悪くなりドライソケットがおこります。

食事は麻酔がきれてからにしましょう

麻酔が効いている間に食事をすると、舌や頬を噛むことがあります。

 

 抜歯後の歯磨きは通常どうり

感染を予防するためにも、傷口以外はしっかり磨きましょう

 

抜歯後の治りかたについて

①抜歯後血が止まり血餅で満たされます。

②肉芽組織に変わる

③仮骨形成

④半年から1年で骨改造が行われ穴は塞がります             

 

ドライソケット

歯を抜歯した後に起こる合併症の一つで、通常は治癒過程の異常な進行によって引き起こされます。

抜歯後、歯茎の血栓が正常に形成されず、歯槽骨が露出した状態が特徴的です。この露出した歯槽骨は通常、歯茎に覆われているべきであり、この状態が炎症や痛みを引き起こします。

 

ドライソケットは通常、以下のような症状を伴います:

  • 強い痛み: 通常は抜歯後2〜4日目に現れ、他の痛みと比べて非常に強いものです。
  • 悪臭: 死んだ組織が露出しているため、悪臭が発生することがあります。
  • 口臭: 口の中から不快なにおいがすることがあります。
  • 歯茎の変色: 歯茎が灰色や白く見えることがあります。

 

対処としては、歯科医院で薬の塗布、投薬を行い痛みの軽減や炎症の抑制を図ります。

ドライソケットを予防するためには、歯科医院の指示に従い、抜歯後の適切なケアを行うことが重要です。

特に喫煙はリスクを増加させるため、抜歯後は控えるか避けるようにしましょう。     

 諫早 ふじた歯科 抜歯 ドライソケット 抜歯後の注意事項

長崎県諫早市多良見町中里129-14

医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科