2024/04/15

顎関節症

顎関節症の症状、原因、そして歯科医院での治療法

諫早市の歯医者  『諫早ふじた歯科・矯正歯科』の院長の藤田です。今日は顎関節症に関してのブログです。

あなたが口を開け閉めするたび、顎の周囲でカクカクというクリック音や痛みを感じたことはありますか?そのような症状は顎関節症を示しているかもしれません。当院、諫早ふじた歯科・矯正歯科では、顎関節症の患者さんをしっかりとサポートし、その不快な症状を和らげるための治療法を提供しています。

 

そもそも顎関節症とは?

 

まず、顎関節症とは何か、その症状や原因について理解することが重要です。顎関節症は、あごの動きを制御する顎関節と関連筋肉に影響を及ぼす一連の状態を指します。この病状は、顎の痛みや動きの制限、さらには耳鳴りや頭痛といった症状を引き起こすことがあります。

諫早ふじた歯科・矯正歯科 顎関節症

顎関節症の症状について

 

顎関節症の一般的な症状には以下のようなものがあります:

 

・顎の周囲の痛みや不快感

・噛む時や口を広げる時の痛み

・顎がロックされて動かなくなる

・顎の動きに伴うクリック音

・耳の痛みや耳鳴り

 

これらの症状が出る原因は様々です。ストレスや睡眠不足、歯ぎしりや強く噛みしめる癖、顎や顔面への衝撃、さらには歯のかみ合わせの問題など、多岐にわたります。

 

顎関節症の治療法

 

当院では、顎関節症の原因を突き止め、その原因に対する最適な治療法を提供します。まず、患者さんの症状と生活習慣を詳しく聞き、適切な診断を行います。次に、それぞれの患者さんに合った治療法を提供します。治療法は人それぞれですが、一般的には以下のようなものがあります:

 

物理療法: 顎の筋肉を強化し、ストレッチングや緩和するためのエクササイズを提供します。また、暖かいタオルや冷却パックを顎に当てることで痛みや腫れを和らげることもできます。

 

薬物療法: 痛みや炎症を抑えるための非ステロイド性抗炎症薬や鎮痛薬などを処方します。これらの薬は、歯ぎしりや食いしばりに伴う腫れや痛みを和らげるのに役立ちます。

 

歯科装置: ナイトガードやスプリントと呼ばれる装置を使用します。これらは、睡眠中の歯ぎしりや顎の食いしばりを防ぎ、顎関節にかかる圧力を軽減します。マウスピースを作製します。

 

矯正治療: 歯のかみ合わせの問題が顎関節症の原因である場合、矯正治療が有効な選択肢となることがあります。

 

手術: 他の治療法が効果を発揮しない場合や、顎関節の損傷が重度の場合は、手術的な介入が必要となることもあります。これは長崎大学病院などに紹介して判断してもらいます

 

顎関節症を予防する方法

 

さて、最後になりますが、顎関節症の予防についてもお話ししましょう。顎関節症は、一度発症すると完全に治るとは限りません。ですから、予防が重要なのです。

 

以下のアドバイスを守ることで、顎関節症の発症リスクを下げることができます:

 

ストレスマネジメント: ストレスは顎関節症の一因となり得ます。リラクゼーションテクニックを学んだり、適度な運動を行ったりすることで、ストレスを管理しましょう。

 

正しい姿勢: 長時間のデスクワークやスマートフォンの使用は、首や顎にストレスを与える可能性があります。正しい姿勢を保つことが重要です。

 

バランスの良い食事: 硬すぎる食べ物や大きすぎる食べ物は顎関節に負担をかけます。バランスの良い食事を心がけ、顎に過度な負担をかけないようにしましょう。

 

歯のケア: 歯周病や虫歯、歯の欠損が顎関節症を引き起こす可能性があります。定期的な歯科検診と適切な口腔衛生習慣を守ることが重要です。

 

こうした予防策は、顎関節症のリスクを軽減するだけでなく、全体的な口腔健康を維持する上でも重要な役割を果たします。

 

まとめ

 

我々の目標は、顎関節症の症状を軽減し、患者さんが日常生活を快適に過ごすことができるようサポートすることです。諫早ふじた歯科・矯正歯科では、最新の診療技術と患者さん一人ひとりに合わせた治療プランを提供しています。顎関節症の症状にお悩みであれば、ぜひ当院までご連絡ください。一緒に問題を解決し、あなたが健康で快適な生活を送れるよう全力を尽くします。

長崎県諫早市多良見町中里129-14

医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科

電話番号 0957-43-2212

ネット予約   https://fujitashika.com/yoyaku/