2024/04/22

妊娠中の口腔衛生

【妊娠中の口腔衛生】虫歯と歯周病のリスクとその対策

 

こんにちは。諫早ふじた歯科・矯正歯科の藤田です。今日は、妊娠中の口腔健康についてお話ししたいと思います。妊娠中や虫歯や歯周病になりやすくなるという話をよく耳にするかと思います。近い将来、妊娠予定の方は、今現在、妊娠されている方はこのブログの内容を参考にしてみてください。

諫早ふじた歯科 妊婦

▼妊娠中のお口の変化について

 

妊娠は女性の体に多大な変化をもたらしますが、その一部は口腔内にも影響を及ぼします。妊娠中には、虫歯や歯周病のリスクが上昇する可能性があります。その理由と対策について詳しく見ていきましょう。

 

◎妊娠と口腔健康のリスク

 

妊娠中の虫歯リスク増加の主な理由は2つあります。

 

ホルモン変化: 妊娠中、体内のプロゲステロンとエストロゲンのレベルが上昇します。これらのホルモン変化は口腔内の環境を変化させ、細菌の繁殖を促進したり、歯周病の発症につながる可能性があります。

 

食事と口腔衛生の変化: 妊娠中は吐き気や特定の食べ物への欲求が増すため、食事のパターンが変わることがあります。また、激しいつわりのために歯磨きが難しいと感じる方もいます。これらは虫歯や歯周病のリスクを高める可能性があります。

 

◎妊娠と口腔健康の対策

 

ここで重要なのは、これらのリスクは適切な予防と管理によって大幅に減少するということです。以下に、妊娠中の口腔健康を維持するための基本的なアドバイスをいくつかご紹介します。

 

定期的な歯科健診: 妊娠前、妊娠中、産後の定期的な歯科健診は口腔健康の維持にとって非常に重要です。歯科医師と歯科衛生士は、虫歯や歯周病の早期発見と治療を助け、適切な口腔ケアのアドバイスを提供します。

 

良好な口腔衛生習慣: 歯磨きは最低でも1日2回、フロスは1日1回使うことを心掛けてください。つわりで歯磨きが難しい場合は、口腔内をすすぐだけでも有効です。無理に歯を磨こうとせず、体調が落ち着いた時にケアを行うことが大切です。

 

バランスの良い食事: 落ち着いた食事をとることは、虫歯の予防だけでなく、胎児の成長にも重要です。高糖質の飲食品は摂り過ぎないようにし、ビタミンとミネラルを多く含むフルーツや野菜を適量摂ることがおすすめです。

 

フッ素の利用: フッ素入りの歯磨き粉を使用すると、虫歯を予防する助けになります。また、歯科医師の指示に従ってフッ素ゲルやフッ素バーニッシュを使用することも検討してみてください。

 

喫煙とアルコールの中止: 妊娠中の喫煙とアルコールは、胎児の健康だけでなく、口腔健康にも悪影響を及ぼします。これらを避けることで、虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。

 

◎妊娠中は口内環境を清潔に保ちましょう

 

妊娠は特別な時期であり、体のさまざまな変化により口腔の健康問題が増える可能性があります。しかし、適切なケアと予防策を講じることで、これらのリスクは最小限に抑えることができます。あなたの口腔健康は、あなた自身と未来の赤ちゃんの健康に直接影響を与えます。私たち諫早ふじた歯科・矯正歯科は、妊娠中のあなたをサポートし、最善の口腔健康を維持するお手伝いをします。

 

▼まとめ

 

今回は、妊娠中のお口の健康につて、諫早ふじた歯科・矯正歯科が解説しました。妊婦さんはいくつかの理由で虫歯・歯周病のリスクが上昇しているため、適切な対処が必要となります。そんな妊娠期の歯科診療(マタニティ歯科)に関しては、ぜひ当院にお任せください。当院は妊娠中の歯科治療にも対応している諫早市の歯医者さんです。

長崎県諫早市多良見町中里129-14

医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科

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