こんにちは長崎県諫早市多良見町 諫早ふじた歯科・矯正歯科 です。
みなさんはチーズはお好きですか?
チーズには、たんぱく質、脂肪、カルシウム、ビタミンA、ビタミンB12、リン、亜鉛などが豊富に含まれています。
また、高タンパクであり、筋肉の修復や成長に必要なたんぱく質も含んでいるのです。
そんなチーズが歯の健康を守ってくれると言われています。
WHO(世界保健機関)によるとチーズは虫歯予防に効果的な食品だと分類されています。
今回は歯とチーズの関係について紹介していきます。
チーズが虫歯予防に効果的な理由とは
1.歯の再石灰化
チーズに含まれるカルシウムやリンなどのミネラルが、歯の再石灰化を促進し、歯を強化する効果があります。
再石灰化は、歯の表面にミネラルを再び取り込むことで、酸による歯の溶解や虫歯の進行を防ぐ重要なプロセスです。
2.唾液の刺激
チーズを食べることで唾液の分泌が促進されます。
唾液には歯の表面を洗浄する働きがあり、酸や細菌の影響を軽減する効果があります。
3.pHの中和
チーズは口の中の酸性度を中和する効果があります。
酸性の状態は歯を侵す原因となるため、口の中のpHを中和することで歯を保護する効果があります。
4.プロテインの効果
チーズにはたんぱく質が豊富に含まれており、唾液中のプロテインと結びつくことで、歯垢や食品の中の糖分によって生産される酸の影響を軽減する効果があります。
歯に良いチーズの種類
歯の健康を守るのに一番おすすめのチーズはハードタイプのものです。
ハードチーズの代表といえば、チェダーチーズやゴーダチーズ、ミモレット、パルミジャーノ・レッジャーノなどの種類があります。
ハードチーズがおすすめな理由としては、硬く、食べごたえがあるためよく噛まないといけません。そのため唾液の分泌を促し、虫歯予防に効果的なのです。
チーズを食べて虫歯予防へ
このようにチーズは歯に良い食品と言われています。チーズの効果を高めるには、チーズを食べたあとは数分時間を置いてから歯磨きすることをおすすめします。すぐに歯磨きをしてしまうと、チーズに含まれる栄養素が流されるためです。
チーズをお子さんの間食に取り入れたり、様々な料理にアレンジするなど、チーズの使い道は沢山あるため日頃の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ただし、食べ過ぎるとカロリーの過剰摂取や肥満のリスクがあるため、適量を守って摂取することが大切です。
長崎県諫早市多良見町中里129-14
医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科