こんにちは。諫早市多良見町にある諫早ふじた歯科・矯正歯科の高橋です。
今回は歯石取りについてお話していきます。
歯石とはどのようなものかご存知ですか?
歯石とは歯垢(プラーク)が長時間放置されることによって硬化したものになります。
歯垢(プラーク)が硬化する時間には個人差がありますが、プラークが歯石に変化するまでには、一週間から十日程度が必要と言われています。
歯石や歯垢(プラーク)の中には最近が多く含まれているため虫歯や歯周病の原因だけではなく、口臭の原因にもなります。
また、歯石は石のように硬いため歯磨きでは取り除くことができず、自分で無理に取ろうとすると歯や歯肉を傷つける可能性があるため専門的な歯科治療が必要になってきます。
歯石はどうやってとるの?
歯石取りは大きく分けて3つの治療があります。
①スケーリング
歯茎の表面(見えるところ)についている歯石を超音波の振動を利用して除去していく治療です。
これにより、大きな歯石を除去することができます。
②ハンドスケーラ―
超音波の器具で取り除けなかった細かい歯石や、歯茎の中に入ってしまった歯石を手動の器具を使って一本一本丁寧に除去していく治療です。
これにより、歯茎で隠れてしまっている歯石を除去することができます。
③歯周病の外科処置
手動の器具を使っても取り除けなかった歯茎の深い所に入ってしまっている歯石を歯茎を開けることによって目視で確認しながら除去していく治療です。
これにより、歯の周りについている歯石をきれいに除去することができます。
以上3つの治療により歯石をきれいに取り除くことができます。
ですが、歯石を除去しても歯垢(プラーク)がついたままにしておくとまた歯石になるため日々の歯磨きが大切になってきます。
歯石取りは何歳からできるの?
次に、歯石取りは何歳からできるのかについてお話していきます。
歯石取りは、一般的に乳歯が生えそろい始める3歳ごろから受けることができます。
乳歯(子供の歯)も永久歯(大人の歯)と同じように歯垢(プラーク)がたまりやすいため、歯石を除去する必要があります。
子どもの歯石取りはできるだけ痛みや不快感を与えないように、優しく丁寧に行っていきます。また、子ども向けの器具や方法を使用することで安心して治療を受けることができます。
以上のことから歯石は歯周病や虫歯、口臭の原因にもなるので早めに除去していくことが重要になってきます。
早めに対策することによって虫歯や歯周病になりにくいお口の中を作っていけるように心がけましょう。
長崎県諫早市多良見町中里129-14
医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科
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