こんにちは 諌早ふじた歯科・矯正歯科です。
みなさんは舌にはどのような役割があるのか知っていますか?
食事や発音だけでなく、味覚やお口の健康にも密接に関係しています。
食事と咀嚼
舌は、食べ物を咀嚼し、飲み込むために重要な役割があります。食べ物を舌にのせ、舌の動きによって歯の間で食べ物を押しつぶし、咽頭に送り込むことで、消化を助けます。
舌の機能が低下すると、食べ物が上手く咀嚼できず、咀嚼・嚥下機能障害になります。
発音
舌は、発音にも重要な役割を果たしています。
舌の動きや位置によって、さまざまな音が作り出されます。
例えば、舌を歯ぐきに近づけることで「ん」の音、舌を歯の裏に当てることで「と」の音が出せます。
舌の柔軟性や運動能力によって、さまざまの音を正確に発音することが可能になります。
味覚
舌には味蕾と呼ばれる細胞があり、食べ物の味を感じとるセンサーのような役割を果たしています。甘味、塩味、酸味、苦味、うま
味を識別し、食べ物の味わいを楽しむことができます。味覚は、食事の満足感や栄養摂取に影響を与えるため、舌の健康は食事に大きな影響を与えます。
このように、舌には重要な役割があり、舌の健康を維持することはとても大切です。
また、見落としがちですが、舌の表面には、食べかすや細菌がたまりやすいため毎日の歯磨きでの清掃が必要です。
舌の汚れは口臭や、口内環境の悪化、感染や炎症のリスク
が高まります。適切な舌の磨き方を行うことで、お口の健康を維持しましょう。
舌の磨き方のポイント
- 舌の表面を傷つけないよう歯ブラシ(柔らかめ)または舌専用ブラシを使用します。
- ブラシを舌の奥から前方に向かってゆっくり動かして磨きます。
- 舌の表面はデリケートなので、軽い力で磨きます。
- 舌みがきは1日1回。毎日の習慣にしましょう。
詳しい磨き方などはお気軽に歯科医師、歯科衛生士にご相談しださい。
長崎県諫早市多良見町中里129-14
医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科
電話番号 0957-43-2212