2024/05/31

ハーブが歯に与える効果

こんにちは長崎県諫早市多良見町 諫早ふじた歯科・矯正歯科 です。

 

患者さんから、ハーブって歯に良いんですか?

と質問を頂きました。

 

一言にハーブと言っても様々ですが、中には抗菌性のあるものもあり、虫歯や歯周病の発生を抑える効果が期待できるハーブもあります。

 

今回は、お口の健康に良いハーブを紹介していきます。

 

1.ペパーミント

ペパーミントには、鎮静、抗菌、消炎作用があります。ハーブティーとして飲むと爽やかな香りでスッキリとした味わいがあります。口臭予防に効果的で、歯磨き粉やマウスウォッシュ、ガムやミントタブレットのフレーバーとして使用されています。

 

2.セージ

セージは古代から薬草として知られ、抗酸化作用や抗炎症作用があります。そのため、風邪や感染症の予防にもなるセージティーは口腔環境のバランスを保つのに役立ちます。

 

3.クローブ

クローブ油の成分である「オイゲノール」には、殺菌・鎮静作用があり、歯の痛みや口腔粘膜の炎症、歯肉炎に効果的です。

オイゲノールは局所麻酔や酸化亜鉛を混ぜたセメント(酸化亜鉛ユージノールセメント)として、虫歯の穴に詰めて歯髄の鎮痛消炎をさせる目的などでも使われます。

クローブの精油の香りは「歯医者さんの香り」とも言われています。

 

4.タイム

タイムは抗菌作用に優れ、うがい薬に添加されています。プラークの形成を抑える効果や、歯肉炎と虫歯の予防、口臭予防が期待できます。

 

5.カモミール

カモミールには抗炎症作用があり、歯肉炎や、口内炎の炎症を抑えます。また、抗菌作用も含まれるため、口腔内のバランスを保つのに役立ちます。リラックス効果もあるので歯医者さん前の不安解消にも良さそうですね。

 

6.ラベンダー

ラベンダーには抗菌作用があり、口腔内の細菌の増殖を抑制します。また、リラックス効果もあり、ストレスからの口腔状態に与える影響を軽減します。

 

ハーブは、歯の痛みや口臭、歯肉炎に効果的ですが、それらを完全に治すものではありません。あくまで予防や補助的な効果のために使用する、口腔ケアのサポート要素として取り入れましょう。

また、ハーブの中には妊娠中、授乳中の方には避けるべきものも多く含まれ、基礎疾患やアレルギーのある方には特に注意が必要です。使用前には医師への相談をしましょう。

 

 

当院では歯のクリーニングの最後にハーブ歯磨き粉を使用して歯茎のマッサージをしています。

 

低刺激でスーとした爽快感があり、研磨剤が含まれていないため、歯磨き粉だけでなく歯茎のマッサージにも使用できる優れものです。気になる方は当院のスタッフまでお声かけください。

長崎県諫早市多良見町中里129-14

医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科

電話番号 0957-43-2212

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