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歯肉退縮 と 妊娠中の歯周病について
ふじた歯科 ブログ
こんにちは、長崎県 諌早市 諌早ふじた歯科・矯正歯科です。
今回は「歯肉退縮の原因とデメリット 妊娠中の歯周病について」話したいと思います。
歯茎が下がる(歯肉退縮)の原因
1.歯周病
細菌感染によって歯茎が炎症を起こし、歯肉や骨が破壊されるため、歯茎が下がります。
- 不適切な歯磨き
強い歯磨きや硬い歯ブラシを使う事により、歯肉が損傷を受けて歯茎が下がることがあります。
- 加齢
年齢と共に歯茎が自然に下がることがあります。
- 遺伝
遺伝により歯肉退縮することがあります。
- 喫煙
喫煙は歯茎の血行を悪化させ、歯周病のリスクを高めます。
タバコを吸っていると歯肉の腫れや出血が見た目に現れにくくなるため、自身で歯周病に気づくのが難しくなります。
- 歯の位置異常
歯並びの不正や歯の位置異常があると、歯茎が下がることがあります。
- 噛み合わせの問題
不適切な噛み合わせが歯茎に強い圧力をかけ、退縮歯肉を引き起こすことがあります。
- ホルモンの変化
妊娠や更年期など、ホルモンの変化も歯茎に影響を与えることがあります。
歯茎が下がる(歯肉退縮)デメリット
歯茎が下がると歯根が露出し、知覚過敏や虫歯のリスクが高まります。歯科医師相談し早期に対処しましょう。
妊娠中の歯肉炎(妊娠性歯肉炎)原因
- ホルモンの変化
妊娠中はエストロゲンやプロゲステロンといったホルモンのレベルが上昇します。これらのホルモンは血流を増加させ炎症を引き起こしやすくします。
- 免疫機能の変化
妊娠中は免疫機能が変化し、細菌感染に対する抵抗力が低下することがあるため歯肉炎になりやすくなります。
- つわり
つわりによる吐き気や嘔吐が頻繁に起こると、胃酸が口腔内に広がり、歯茎に悪影響を与えることがあります。
歯周病の症状
1.歯茎の腫れ
2.歯茎の出血(特に歯磨き時)
3.歯茎の赤みや痛み
歯周病の対策
- 適切な口腔ケア
軟らかい歯ブラシを使用し、優しい力でブラッシングします。歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯と歯の間のプラークも取り除きましょう。
- 定期的な歯科検診
妊娠中も定期的に歯科検診を受け、歯肉炎の早期発見と治療を行います。歯科医院でお口のお掃除も定期的に行いましょう。
- 食生活の改善
バランスの取れた食事を心がけ、ビタミンCやカルシウムを豊富に摂取することで、歯茎の健康を保ちます。
- つわり対策
つわりによる吐き気がある場合、吐いた後はすぐに口をすすぎ、胃酸が歯茎に長時間触れないようにしましょう。
妊娠中は口腔内の健康を特に注意しましょう。歯肉炎が進行すると歯周病につながる可能性があるため、早期の対処が必要です。
速やかに歯科医師に相談することが重要です。
長崎県諫早市多良見町中里129-14
医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科
電話番号 0957-43-2212