2024/08/12

歯の矯正の痛みを和らげる方法

歯の矯正は痛い?痛みを和らげる方法は?

 

皆さん、こんにちは。今回は「歯列矯正に伴う痛みとそれを緩和する方法」というテーマでお話しします。矯正治療に興味がある方、現在矯正治療を受けている患者さん、またそのご家族の皆さんにとって、役立つ情報をお届けしたいと思います。

 

▼矯正治療とは?

諫早ふじた歯科 健康な歯

まず、矯正治療について簡単に説明します。矯正治療は、歯並びや噛み合わせの問題を改善するために行われます。この治療では、ブラケットやワイヤーなどの装置を使用して徐々に歯を動かし、理想的な位置へと導きます。治療期間は個人差がありますが、一般的には数年かかることが多いです。

 

▼矯正治療中に感じる痛み

 

矯正治療を受けている患者さんが経験する痛みは、主に以下の4つのタイミングで発生します。

 

装置を調整した時: 矯正装置の定期的な調整は、歯を徐々に動かすために必要です。調整後は、歯が新しい位置に移動する過程で痛みを感じることがあります。

 

歯が動く時: 歯が移動する過程自体が、歯茎や周囲の組織に影響を及ぼし、痛みを引き起こすことがあります。

 

噛んだ時: 歯が移動しているときは、噛み合わせが変わるため、食事中に痛みを感じることがあります。

 

装置による粘膜への刺激: ブラケットやワイヤーが口の中の粘膜に触れることで、刺激や擦れが生じ、痛みや不快感が生じることがあります。

 

▼矯正に伴う痛みを和らげる方法

 

矯正治療中の痛みを和らげるためには、以下の方法が有効です。

 

ワックスの使用: ブラケットやワイヤーが口の中を刺激して痛みがある場合、矯正用ワックスを装置に塗ることで、摩擦を減らし痛みを和らげることができます。

 

柔らかい食事の摂取: 矯正治療中は、硬い食べ物を避け、柔らかい食事を心がけることで、噛む際の痛みを減らすことができます。

 

◎マウスピース矯正は痛みが少ない?

 

透明な薄型のマウスピースを使うマウスピース型矯正は、比較的弱い力で歯を動かすことから、歯の移動に伴う痛みが少ないです。装置が口腔粘膜を傷つけるリスクも低いため、痛みの少ない方法で歯並びを治したい人には、インビザラインを始めとしたマウスピース型矯正がおすすめといえます。

 

▼強い痛みが出た時の応急処置

 

強い痛みが出た場合、以下の応急処置を試してみてください。

 

痛み止めの利用: 激しい痛みがある場合は、医師に相談の上、適切な痛み止めを利用することが大切です。ただし、長期間にわたって痛み止めに頼ることは避け、痛みの原因を医師と相談しましょう。

 

やわらかめの歯ブラシの使用: 矯正装置の周囲が痛い場合は、ソフトな歯ブラシを使用して、優しくブラッシングすることで刺激を減らすことができます。

 

歯科医師に相談: 痛みが数日間続く場合や、耐えがたいほどの痛みがある場合は、速やかに医師に相談してください。痛みの原因に応じた対処法や治療を受けることができます。

 

▼矯正治療における痛みの理解

 

矯正治療に伴う痛みは、歯や顎の健康を改善するための一時的なものです。痛みは人それぞれ異なりますが、多くの患者さんは数日から数週間で慣れ、日常生活に大きな影響を与えることは少なくなります。また、痛みは治療過程の中で歯が正しい位置に移動している証拠でもあります。

 

▼まとめ

 

矯正治療は、美しい笑顔と健康的な噛み合わせを手に入れるための大切なステップです。治療中に感じる痛みについて理解し、上記で紹介した対処法を試すことで、より快適に治療を受けることができるでしょう。痛みが心配な方や、治療中の痛みに対して不安を感じている患者さんは、遠慮なく医師にご相談ください。患者さん一人ひとりに合わせたアドバイスを提供し、安心して矯正治療を進められるようサポートいたします。

 

矯正治療に関するさらに詳しい情報や、具体的な疑問については、いつでもご相談を。皆さんの笑顔のために、私たちはここにいます。

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