こんにちは。長崎県の諫早市多良見町にある諌早ふじた歯科・矯正歯科の高橋です。
舌の色が気になる方は少なくないと思います。今回は舌の状態について説明していきます。
舌の色は健康状態などの様々なサインを出していると言われています。
舌の色による状態
1.健康な舌の状態
まずは、健康な舌の状態です。健康な舌はうっすらとして白い膜に覆われており、した全体が均一なピンクの色をしています。
健康な舌は舌のまわりと舌先には白い膜がなく、舌先から少し離れたところからうっすらとした白い膜が付着しているような状態になっています。
朝、起きたときや疲れたときなどはこの白い膜の量は増加します。
また、1日の中でもこのうっすらとした白い膜はだんだん変化していきます。
2.白い膜で覆われている状態
次に、白い膜で覆われている状態の舌です。この状態は口臭の原因になるものです。
舌の周りには白い膜が付着しており、健康な舌に見えていた赤い点のようなものは全く見えないほど白い膜で覆われています。
また、体全体の血液循環が悪くなってしまうと、舌の色も変化して紫色や黒色の舌になってしまします。
3.白い膜が無い状態
白い膜で覆われている状態とは真逆で白い膜が少しもついていない状態の舌は綺麗に見えますが、このような状態の舌は不健康に近い状態になります。
白い膜が付いていないと時々ピリピリしたり、味覚障害を引き起こす可能性があります。
また、お年寄りには白い膜が付かなくなってしまうこともあります。
4.黄色い膜がある状態
うっすらとした黄色い膜がある状態の舌は歯周病や、虫歯などがある場合、身体に感染症がある場合、黄色の着色物を含む食事を摂った場合、タバコを1日に数本ほど吸う方に見られるような状態です。しかし、この状態では口臭の原因になる事はあまりありません。口臭のない人にもこの程度の黄色い膜がある人は多くいます。ですが、疲れているときや寝ている間などに口呼吸を行っている場合などには口臭の原因となることもあります。
舌の磨き方
最近は夜寝ている間に増えるため、舌ブラシなどやわらかめのブラシなどで1日1回、毎朝歯磨き後に舌を磨くことがより効果的になっているため朝磨くのがおすすめです。
磨く際は、舌の奥側から手前に向かって磨きます。特に下の奥側に細菌や食べかすが付着しやすいので注意が必要です。磨き終わったらお水ですすぎます。
このように舌を磨くようにしましょう。
また、舌に傷がある場合は無理に磨かず、傷が治ってから磨くようにしましょう。
以上のことから舌の色によって健康状態や口腔内に問題がある場合が多いため気になる方は早めに相談するようにしましょう。
長崎県諫早市多良見町中里129-14
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