こんにちは。諫早ふじた歯科・矯正歯科です。

入れ歯を使用されている方はお手入れをどのようにされているでしょうか？

お手入れは食事の後に入れ歯を洗う、夜寝るときに洗浄剤を使って殺菌する、

歯磨き粉や歯ブラシの正しい選択が大事です。

入れ歯は、失った歯や歯を支える歯ぐきを回復し、食べものを噛んで飲み込むという咀しゃく機能をサポートしたり、

発音を明瞭にしたり、歯を失った部分の見栄えを回復したり色々な役割があります。

健康で自分らしく生きるうえで大切な役割を担う入れ歯ですので、自分の歯と同じように、毎日のお手入れが必要です。

入れ歯に汚れが付くとどうなるのでしょうか。

口臭の原因になる

部分入れ歯などの保険を使用した入れ歯のは「レジン」と呼ばれるプラスチック樹脂で出来ています。

レジンは傷つきやすく吸収性も高く、他の素材と比べても汚れが付きやすいため、唾液や細菌が内部に染み込んで臭いが発生します。

手入れを怠ることで入れ歯自体が臭うようになります。

虫歯や歯周病にかかりやすくなる

入れ歯をつけていると入れ歯の表面に汚れ（プラーク）が付着します。

部分入れ歯はバネの部分や入れ歯と歯の間にプラークが溜まりやすくなり、口内で細菌が増殖することで、

虫歯や歯周病の発生につながってしまいます。

カビが発生する

人の口内は温かく湿っており、カビが繁殖しやすい環境になっています。そのため、入れ歯を少し放置しただけでも

カビが発生してしまいます。そこで生えたカビがお口の粘膜にまで移ってしまうことがあります。

なかでもカンジタと呼ばれる菌が増えると、口内炎を引き起こす原因になると言われています。お手入れが不十分でカビや細菌を含んだ唾液を誤嚥すると誤嚥性肺炎を起こすことも有ります。

入れ歯の清掃は優しく丁寧に！

お手入れのタイミングは毎食後と就寝前です。

ではどのような注意点があるでしょうか。

・歯磨き粉は使わない

多くの歯磨き粉には研磨剤が含まれているので使用すると入れ歯に傷が入ってしまうのでやめましょう。また、ブラシは入れ歯専用のものや歯ブラシを使用します。一般的な歯ブラシは毛が硬いため入れ歯を傷つける可能性があります。

・お湯で洗わない

熱湯は使用せず、水やぬるま湯を使用しましょう。入れ歯は熱に弱く、60度くらいの温度から変形する可能性があります。変形した入れ歯を使用すると、噛み合わせが悪くなったり、痛みや違和感を感じたりする場合があります。

また、一度変形した入れ歯は元に戻らないため、注意が必要です。

・入れ歯洗浄剤をつかう

ブラッシングや水での洗浄では入れ歯の細菌やバイオフィルムなど除去できない汚れが有ります。

先ほども書いたように、これらの汚れが残るとさまざまな病気のリスクが上がるため、入れ歯洗浄剤を1日に1回使用しましょう。

ブラッシングは毎食後に

入れ歯洗浄剤は1日に1回

当院では入れ歯用の洗浄剤やブラシの販売も行っております！お気軽にお声掛けください。

毎日使う入れ歯です。日頃からしっかりお手入れを行い清潔に使用しましょう。

何か不明な事がありましたらご質問くださいね。

長崎県諫早市多良見町中里129-14

医療法人　夢昂会　諫早ふじた歯科・矯正歯科

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