こんにちは!長崎県諫早市多良見町 ふじた歯科・矯正歯科です。
皆さんは歯が痛い時に歯医者さんへ来院されているかと思います。
しかし歯の治療が必要ではない痛みがあることをご存知でしょうか?
目次
痛みの種類
多くの痛みは体の不調が起こり、それを不快な感覚として痛みに感じられます。
それとは別の種類として神経そのものが傷ついて起こる痛みや脳の中で起こる痛みがあります。
・体が傷ついて起こる痛み
傷をつけるような刺激が加わり、脳が信号を受けて生じる痛みです。歯の神経の炎症や歯ぐきの炎症で生じる痛みになります。
・神経が傷ついて起こる痛み
神経痛と呼ばれるもので、神経が傷ついて痛みの信号を受け続ける状態です。
・脳の中で起こる痛み
脳の中にある痛みを感じる場所に異常が起きて生まれる痛みです。ストレスと関連して発症しやすくなります。
体が傷ついて起こるような痛みは歯科治療の対象となる痛みとなります。
それ以外の原因で起こる痛みは歯の治療を行っても、良くならないことがあります。
歯の治療が必要ではない痛み
・筋膜性歯痛
顎を動かす筋肉に痛みを感じることで、歯に痛みが感じられます。
顎を動かす筋肉が筋肉痛になり歯に痛みを起こします。筋肉のストレッチやマッサージを行い、筋肉を和らげることで緩和されます。
・上顎洞性歯痛
上顎洞とは副鼻腔のひとつで、骨の中に空洞があります。この上顎洞が炎症を起こすと、歯に痛みを起こします。
副鼻腔はカゼにより炎症を起こすことがあるので、鼻からの影響で炎症が起きている際には耳鼻科での治療を行います。
・神経障害性歯痛
神経に障害が生じて感じる痛みです。
神経痛と呼ばれるもので、瞬間的に激しい痛みが起こったり、じりじりと長時間痛みが起こったりします。
・神経血管性歯痛
片頭痛の症状のひとつとして歯痛がでることもあります。
頭痛による関連痛で神経の炎症で起こる痛みと似ています。
・精神疾患による歯痛
身体化障害や疼痛性障害で歯痛が起こることがあります。
統合失調症、うつ病において身体症状として歯が痛くなることもあります。
・心臓性歯痛
狭心症や心筋梗塞などの疾患に関連して痛みが出ることがあります。
歩行などの運動により歯に痛みを感じることがあります。
・特発性歯痛
明らかな原因がはっきりとしない歯痛です。時間の経過により症状が変わったり、内容が明確になったりします。
これらのように歯の痛みにも様々なものがあります。
気になる症状がある際には一度診察を受けに来られてください。お待ちしております。
長崎県諫早市多良見町中里129-14
医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科
電話番号 0957-43-2212
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