こんにちは、長崎県諫早市多良見町 諫早ふじた歯科•矯正歯科です。
今日はマウスピースの種類と役割についてお話ししていきます。
近年では歯を失う主な原因が大きく分けて3つあります。
1、歯周病
2、虫歯
3、歯の破折
その中でも歯の破折は、寝ている間の歯ぎしりや食いしばりが原因となっています。
歯ぎしりや食いしばりは起きている間は気を付けることができますが、寝ている間は無意識で行うため自分で止めようと思っていても止めることは難しいです。
歯ぎしりや食いしばりは自分の体重の2〜3倍の力がかかると言われています。それを寝ている間に続けてしまうと歯にヒビが入り、最終的には割れてしまうのです。とても恐ろしいことですよね。
それを予防するためにも寝ている間につけていただくマウスピース(ナイトガード)が大切になります。
マウスピースは歯ぎしりや食いしばり用のナイトガードだけではなく、用途や目的に応じてさまざまな種類があります。
目次
●マウスピースの種類と用途
1.歯ぎしり・食いしばり用マウスピース(ナイトガード)
用途: 寝ている間の歯ぎしりや食いしばりによる歯や顎への負担を軽減
ソフトタイプ: 柔らかい素材で作られており、軽度の歯ぎしり向き。
ハードタイプ: 硬い素材で、中度から重度の歯ぎしりに対応。耐久性が高い。
2.スポーツ用マウスピース
用途: スポーツ中の歯や顎の保護
市販タイプ: スポーツ用品店などで購入可能で、一般的に熱成形して歯に合わせるタイプが多い。
カスタムタイプ: 歯科医院で個別に作成される。患者様自身の歯列に完全にフィットし、快適性と保護力が高い。
3. 矯正用マウスピース
用途: 歯列矯正を目的とした装置
インビザライン: 透明な素材で作られた取り外し可能な矯正装置。目立ちにくく、日常生活に適している。
矯正用リテーナー: 矯正治療後に歯列を維持するための装置。透明なものとワイヤー付きのものがある。
4.ホワイトニング用マウスピース
用途: ホワイトニング剤を歯に均一に塗布するため
– 歯科医院で患者様に合ったマウスピースを作成し、ご自宅で使うもの。
●マウスピースの洗浄方法
マウスピースのお手入れは、使用後に流水で柔らかい歯ブラシや義歯専用のブラシを使用して洗います。
※熱湯で洗うと変形の恐れがあるのでやめましょう。
また、歯磨き粉は研磨剤が入っているためマウスピースを傷つけてしまうため、マウスピース専用の洗浄剤で磨くようにしましょう。
当院ではホイップクレンズを推奨します。
ホイップクレンズは60秒磨くだけで99.9%の除菌効果があります^^!
マウスピースの洗浄は、清潔を保ち、細菌やカビの繁殖を防ぐために重要です。
洗浄後は、紛失などを防ぐために専用のケースに入れて保管しましょう。
ご自身に合ったマウスピースを作り、歯を守るためにも積極的にマウスピースを使い、使用後も清潔に保ちましょう。
何かお困りのことがあればお気軽にご相談ください!
長崎県諫早市多良見町中里129-14
医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科•矯正歯科
電話番号 0957-43-2212