みなさん補助器具を使っていますか?
こんにちは諫早ふじた歯科・矯正歯科です。
目次
みなさんは補助器具を使うとどのくらい磨き残しが落ちるか知っていますか?
自分に合った補助器具を使って磨き残しを落としていきましょう。
歯磨きは毎日の習慣ですが、実は多くの人が「磨いたつもり」で終わらせてしまいがちです。特に歯と歯の間や歯周ポケットなど、歯ブラシだけでは届きにくい箇所には磨き残しが発生することが多いです。磨き残しは虫歯や歯周病の原因となるため、しっかりケアすることが重要になります。
補助器具を使うことで磨き残し率はどのくらい減る?
研究によると、フロスや歯間ブラシなどの補助器具を併用することで、磨き残し率を最大50%近く減少させることができるとされています。たとえば、通常の歯ブラシだけで磨いた場合、特に歯と歯の間に汚れが残るケースが多いですが、補助器具を使用することでその部分を効果的に清掃できます。
どのような補助器具がある?
歯磨きの補助器具にはさまざまな種類があり、それぞれの用途に応じて選ぶことが大切です。以下に代表的なものをいくつか紹介します。
1. デンタルフロス
細い糸状の器具で、歯と歯の間の汚れを効果的に取り除くことができます。特に、歯間が狭い人に適しており、携帯にも便利です。
2. 歯間ブラシ
小さなブラシ状の器具で、歯間が広めの方におすすめです。歯周病の予防やブリッジ・インプラント周囲の清掃にも役立ちます。
3. タフトブラシ
毛先が小さく、狙った部分を重点的に磨けるブラシです。奥歯や矯正器具の周囲など、通常の歯ブラシでは届きにくい場所に最適です。
4. 電動歯ブラシ
通常の歯ブラシよりも効率的にプラークを除去できるとされています。時間がない方や手磨きが苦手な方におすすめです。
5. ウォーターフロッサー(口腔洗浄器)
水流を使って歯間や歯茎周りを洗浄する器具です。手軽に使える上、歯周ポケットの深い部分にも効果的です。
また補助器具を使う際には、注意するポイントがあります。
1.自分に合った器具を選ぶ
歯並びや歯と歯の状態、使う目的によって選びましょう。
2.正しい使い方を学ぶ
間違った使い方をすることで、歯茎を傷つけたり、効果が半減することがあります。
3.継続的に使う
1回だけ使うのではなく、日々のケアに取り入れることで効果が得られます。習慣化することが何より大切です。
補助器具を使う順番はある?
補助器具を使う順番では、【補助器具を先に使う】ことが推奨されています。
★補助器具を先に使うメリット
歯と歯の間の汚れを浮かせる
フロスや歯間ブラシで歯間や歯周ポケットにたまったプラーク(歯垢)や汚れを先に取り除くことで、その汚れを歯ブラシで効率的に流し出すことができ、最後に歯ブラシを使うことで、口全体がさっぱりとした状態で仕上がります。
理想的な手順
1.デンタルフロスor歯間ブラシ
フロスを使い、歯と歯の間のプラークを丁寧に取り除きます。
歯と歯の間が広い場合は歯間ブラシを使用しましょう。
2.タフトブラシ(必要に応じて)
矯正器具の周囲、奥歯の奥など特に磨きにくい箇所を補助的に清掃します。
3.歯ブラシで全体を磨く
歯ブラシで歯全体を磨き、補助器具で浮かせた汚れを除去します。
歯茎との境目もしっかり磨きましょう。
4.仕上げ ウォーターフロッサー(必要な場合)
歯ブラシで磨いたあと、口腔洗浄器を使うとさらに細かい汚れを流すことができます。
補助器具を使うことで、磨き残し率を大幅に減らし、虫歯や歯周病のリスクを低減することができます。フロスや歯間ブラシなど、自分に合った器具を選び、正しく使うことで、より健康な口腔環境を保つことができるため、この機会にぜひ取り入れてみて下さい!
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