最近冷たいものがしみる、ブラッシング中ハブラシがあたると痛い!ということはないですか?
もしかしたらそれは知覚過敏かもしれません。
知覚過敏の原因とセルフケアについてお話ししていきます。
目次
1.知覚過敏とは?
知覚過敏とは、冷たい水や歯磨き時の刺激に対して、歯と歯茎の境目や歯の根の部分の感覚が過敏になって発症する、一時的な痛みを伴った疾患です。
2.主な原因
・歯肉退縮(歯茎の位置が下がること)
・不適切な歯磨き
・ブラキシズム(歯ぎしり等)
・酸性の物の過剰摂取、胃酸に酸食症
※歯のヒビ割れや虫歯でもしみる症状がありますのでご注意下さい。
3.知覚過敏を和らげるセルフケア方法
・知覚過敏用の歯磨き粉を使用する
知覚過敏用の歯磨き粉には歯の神経を保護する作用が含まれています。「乳酸アルミニウム」や「硝酸カリウム」が含まれている歯磨き粉の使用がおすすめです。
また、歯の表面を強化してくれるフッ素が含まれているものを選択しましょう。これを使うことで刺激に対する感受性を軽減することができます。
・適切なブラッシング
歯を強く磨きすぎないように注意し、柔らかめの歯ブラシを使用する。
・酸性の強い食品や飲料を控える
酸性の食品や飲料(柑橘類、酢、炭酸飲料など)はエナメル質を溶かす原因になります。
・マウスピースを作る
くいしばりや歯ぎしりが原因の場合は、寝ている間にマウスピースを使用することも知覚過敏の悪化を防ぎます。
さいごに、
知覚過敏は生活習慣やセルフケアなどで改善する場合があります。日々の小さな心がけが、痛みを軽減し快適な生活をサポートします。
当院ではメンテナンス時染め出しを行い個人に合った適切なブラッシング方法を提案や、セルフケアに加えてしみ止めの薬剤の塗布、コーティングも行っています。
また、しみる症状が続くときは知覚過敏ではなく虫歯や歯のひび割れなどの可能性もあります。歯科医師からの専門的なアドバイスを受けることも、セルフケアの一環として有効的です。
知覚過敏のお悩みがありましたら一度来院されてご相談くださいね。
長崎県諫早市多良見町中里129-14
医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科
電話番号 0957-43-2212