こんにちは　長崎県諫早市多良見町　諫早ふじた歯科・矯正歯科　です。

先日患者様より、年齢を重ねてくると口の中が変わってきた気がすると言われました。

今後の事も気になるとのことでしたので、年齢と共に起こるお口の中の変化についてご紹介していきます。

高齢になるとお口の状態が変化し、むし歯や歯周病になりやすくなります。

これまで歯の健康に自信があった方でも知らないうちに状態が悪化して、

治療の為に歯を削ったり、抜いたりといった処置となり、大きなショックを受けられることがあります。

お口の中の症状に心当たりはないですか？

歯ぐきが下がってきた

加齢や歯周病、ハブラシのこすり過ぎ、歯ぎしりが原因で歯ぐきがさがってくると、歯の根元がむき出しになります。

根元はエナメル質という硬い歯の質が無い為、むし歯になりやすく、知覚過敏を引き起こしやすくなります。

歯ぐきが腫れやすい

お口のお手入れ不足や、唾液の分泌量が減って口腔内の自浄性が低下すると、歯肉の炎症が起こりやすくなります。

そのままにしておくと症状が悪化して歯が抜け落ちて、しっかりとした食事ができなくなります。

口の中が臭う

口臭は歯周病、唾液分泌の低下、磨き残しによる口腔環境の悪化が主な原因です。

特にブリッジや入れ歯、歯の喪失が混在していると食べかすが残り不衛生になりやすいので、適切なお手入れが必要となります。

口の中が乾く

加齢や薬（抗パーキンソン剤や降圧剤など）の副作用によって唾液の分泌が減ってきます。

唾液には口の中の洗浄・殺菌作用があるので、唾液量が少なくなるとむし歯や口臭が発生しやすくなります。

高齢者に多い歯の病気

根面う蝕

歯の根元にできるむし歯です。歯の表面はエナメル質という硬い歯の質で守られていますが、根元にはそれが無い為、むし歯になりやすく進行も早いです。

気づいた時には歯が折れることもあります。

歯周病

露出した歯の根元に歯垢などの汚れが付着し炎症を起こします。歯を支えている骨を溶かしていく為気づいた時には歯がグラグラで抜けてしまうこともあります。

６０代で７割が発症し、歯を失う最大の原因です。

このように高齢になってくると様々なお口の中の変化が現れます。

当院では、高齢の方のむし歯や歯周病のリスクを減らせるような処置を行っています。

いつまでもご自身の歯で食事ができるように、定期的なメンテナンスをオススメします。

気になる症状がありましたらぜひご来院ください。

長崎県諫早市多良見町　諫早ふじた歯科・矯正歯科