こんにちは、長崎県諫早市にある歯医者「諫早ふじた歯科・矯正歯科」です。
春になると、くしゃみや鼻水、目のかゆみでつらい花粉症。実は、花粉症が原因で 歯が痛くなることがある のをご存じでしょうか?
「虫歯でもないのに奥歯がズキズキする…」
「花粉症の時期になると口の中が乾燥して口臭が気になる…」
そんな症状がある方は、花粉症による影響かもしれません。今回は 花粉症と歯の関係 について、原因と対策を詳しく解説します!
花粉症で歯が痛くなるのはなぜ?
① 副鼻腔炎を起こしている
花粉症で鼻の粘膜が腫れると、鼻の奥にある 副鼻腔に炎症が広がることがあります。この副鼻腔のすぐ下には 上の奥歯 の根っこがあるため、副鼻腔の圧力が歯の神経を圧迫し、歯の痛みとして感じることがあります。
特徴
✔️ 上の奥歯(特に奥の方)がズキズキする
✔️ 噛むと違和感がある
✔️ 鼻づまりや頭痛がある
対策
✅ 鼻の通りをよくする(鼻うがいや蒸しタオルで温める)
✅ 花粉症の薬を適切に使う
② 口呼吸による「ドライマウス」
花粉症で鼻が詰まると、 口呼吸 になりやすくなります。口で呼吸をすると口の中が乾燥し、 唾液の分泌が減少 します。
ドライマウスになると…
- 口臭が気になる
- 虫歯・歯周病になりやすくなる
- 口内炎ができやすくなる
対策
✅ こまめに水分補給をする(常温の水や白湯がおすすめ)
✅ キシリトールガムを噛んで唾液の分泌を促す
✅ マスクをして口の乾燥を防ぐ
③ 免疫反応による「歯茎の腫れや違和感」
花粉症は 免疫システムの過剰反応 によって起こります。そのため、花粉症の時期には 歯茎の腫れやむずむず感 を感じることがあります。特に 歯周病がある人は炎症が悪化しやすい ので注意が必要です。
対策
✅ 歯磨きを丁寧に行い、歯周病を予防する
✅ 歯茎の腫れが続く場合は歯科へ受診
✅ 免疫力を高めるために、バランスの良い食事をとる
まとめ
花粉症の時期は、鼻だけでなく 歯や口の中にも影響が出る ことがあります。
✔ 鼻が詰まると口呼吸になり、口が乾燥する
✔ 副鼻腔炎になると歯が痛くなることがある
✔ 免疫の影響で歯茎が腫れやすくなる
✔ 花粉症の薬で口が乾きやすい
このような症状を防ぐために、以下の対策を心がけましょう!
✅ 鼻のケアをしっかり行う(鼻うがい・マスク・加湿)
✅ こまめな水分補給と唾液を増やす習慣をつける
✅ 歯磨きを丁寧に行い、歯茎の健康を守る
✅ 花粉症の薬の副作用に注意し、歯科医にも相談する
花粉症の時期でも、歯の健康を守ることで快適に過ごせます。気になる症状がある方は、 お気軽にご相談ください!
長崎県諫早市多良見町中里129-14
医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科
電話番号 0957-43-2212