目次
歯周病予防のために毎日できることは何ですか?
はじめに
諫早ふじた歯科・矯正歯科の藤田です。今日は歯周病の予防で、毎日できることに関してです。
「歯周病は怖い病気」と聞いたことはあるけれど、実際にどんな対策をすればよいのか分からない…という方も多いのではないでしょうか?
歯周病は、日本人が歯を失う原因の第一位とも言われる病気です。しかし、毎日のちょっとした習慣でしっかり予防することができます。
この記事では、歯周病の基本的な知識と、患者さんが今日から実践できる予防法を分かりやすく解説します。
歯周病とは?
歯周病とは、歯を支えている 歯ぐきや骨に炎症が起こる病気です。
原因は主に「プラーク(歯垢)」に潜む細菌です。
- 初期:歯ぐきが赤く腫れる・出血しやすい(歯肉炎) 
- 中期:歯ぐきが下がる・歯がぐらつく(歯周炎) 
- 末期:歯を支える骨が溶けて歯を失う 
歯周病は初期段階では痛みがほとんどなく、**気づかないうちに進行するサイレントディジーズ(沈黙の病気)**とも呼ばれています。

歯周病予防のために毎日できること
① 丁寧な歯磨き
歯周病予防の基本は 毎日の正しいブラッシングです。
- 歯と歯ぐきの境目を意識して磨く 
- 力を入れすぎず、毛先を細かく動かす 
- 1日2〜3回、特に夜寝る前は丁寧に 
電動歯ブラシを使うのも効果的です。
② デンタルフロスや歯間ブラシの使用
歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れを落とすことはできません。
- 前歯や隙間が狭い部分は デンタルフロス 
- 奥歯や隙間が広い部分は 歯間ブラシ 
これをプラスすることで、プラーク除去率は飛躍的に高まります。
③ マウスウォッシュ(洗口液)の活用
薬用のマウスウォッシュを使うことで、歯周病菌の増殖を抑制し、口臭予防にもつながります。
ただし、歯磨きやフロスの代わりにはならないので、あくまで補助として使用しましょう。
④ 規則正しい生活と食習慣
免疫力が低下すると歯周病は悪化しやすくなります。
- バランスの良い食事(ビタミンC・カルシウムなど) 
- 十分な睡眠 
- ストレスをためない 
また、砂糖の多い食品や間食が多いと、プラークがたまりやすくなるため注意が必要です。
⑤ 禁煙
喫煙は歯周病を悪化させる大きな要因です。
タバコを吸う人は、歯ぐきの血流が悪くなり、炎症が進行しても出血しにくいため気づきにくいのが特徴です。
歯周病予防のためには、禁煙が非常に効果的です。
自宅ケアだけでは不十分?定期検診の重要性
毎日のケアで予防はできますが、それだけでは完全に歯周病を防ぐことはできません。
なぜなら、歯石や奥深いプラークは家庭でのケアでは除去できないからです。
そのため、歯科医院での定期的なプロフェッショナルケア(クリーニング・スケーリング)が不可欠です。
目安は 3〜6ヶ月に1回の定期検診です。
まとめ|毎日の積み重ねが未来の歯を守る
- 歯周病は放置すると歯を失う原因になる 
- 毎日のケアで大切なのは「歯磨き+フロス・歯間ブラシ」 
- マウスウォッシュ・生活習慣の改善・禁煙も効果的 
- 最後の仕上げは歯科医院での定期検診 
当院での歯周病予防サポート
諫早ふじた歯科・矯正歯科では、患者さん一人ひとりに合ったブラッシング指導や定期的なメンテナンスを行っています。
「正しく磨けているか不安」「歯ぐきから血が出る」といった方は、早めにご相談ください。
📍 長崎県諫早市多良見町中里129-14
📞 0957-43-2212
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