2026/01/07

セラミックの歯が原因で口臭が?起こりやすい理由と予防のコツ

こんにちは。長崎県諫早市にある歯医者「諫早ふじた歯科・矯正歯科」です。

セラミックの歯が原因で口臭が発生した女性

セラミックの歯を入れた後で「なんだか口のにおいが気になる」「せっかくお金をかけてセラミックの歯にしたはずなのに、口臭がする」と悩んでいませんか。

この記事では、セラミックの歯が原因で口臭が発生するメカニズムや、におい対策の具体的な方法、そして口臭を予防するための日常的なケアについて詳しく解説します。セラミックの歯を長く快適に使い続けられるよう、参考にしてください。

セラミックの歯を入れた後の口臭の原因

歯とセラミックの境目に溜まる汚れのイメージ

セラミックの歯は陶材で作られており、表面がとても滑らかで汚れが付着しにくいのが特徴です。そのため、セラミックそのものが口臭の原因になることはほとんどありません。

それでも「口臭が気になるようになった」という声があるのは、セラミック周囲の清掃不足や適合状態によって、口臭が発生することがあるためです。ここでは、その詳しい原因を解説します。

歯とセラミックの境目に溜まる汚れ

もっともよく見られる原因が、セラミックの歯と天然歯の境目に溜まった汚れです。特に、歯と歯茎の境目は唾液の自浄作用が働きにくく、細菌が増えやすい場所です。

この部分には食べかすや歯垢が溜まりやすく、歯ブラシの毛先も届きにくいため、どうしても清掃が不十分になりがちです。蓄積した歯垢中の細菌が繁殖し、タンパク質を分解する際に悪臭を伴うガスが発生することで、口臭につながります。

特に、セラミックの被せ物の精度が低い場合、歯との間に段差が生じることがあります。

虫歯の再発

セラミックの被せ物の下に残っている天然歯が、虫歯になるケースもあります。外側からは見えないため気づきにくく、においや痛みが出て初めて問題が判明することも珍しくありません。被せ物の下で虫歯が進行すると、腐敗臭を伴う強い口臭が発生します。

固定用セメントの経年劣化

セラミックを固定するためのセメントが経年劣化することも、口臭の原因になり得ます。セメントにヒビが入ったり、欠けて隙間ができたりすると、そこに細菌が入り込み繁殖します。

セラミックの歯が原因の口臭はどんなにおい?

口臭を感じ鼻をつまむ女性

セラミックの歯が原因で生じる口臭には、いくつかの特徴的なにおいがあります。においの種類から原因を推測できるため、自分の口臭がどのタイプに当てはまるのかを知ることは重要といえます。

ここでは、セラミックの歯が原因の口臭の特徴をご紹介します。

腐った卵のような硫黄臭

もっとも多く見られるのが、腐った卵のような独特の硫黄臭です。歯と歯茎の境目やセラミックの隙間に溜まった歯垢の中で細菌が繁殖し、タンパク質を分解する際に発生する揮発性硫黄化合物が原因です。

特に、朝起きた直後や空腹時など、唾液の分泌が減る時間帯に強く感じやすくなります。

生臭さ・魚が腐ったようなにおい

生臭いにおいや魚が腐ったようなにおいがする場合は、歯周病が進行している可能性があります。セラミック周囲の歯茎に炎症が起こり、歯周ポケットが深くなるとその中で嫌気性細菌が増殖しやすい環境になります。

これらの細菌が作り出すメチルメルカプタンという物質が、生臭いにおいの正体です。

甘ったるい腐敗臭

セラミックの被せ物の下で虫歯が進行している場合、甘ったるい腐敗臭が発生することがあります。虫歯菌が歯の組織を溶かし腐敗させる過程で、独特の不快なにおいが生じます。

食品が腐敗したようなにおい

セラミックの隙間に食べかすが挟まったままになると、食品そのものが腐敗してにおいを発することがあります。特に、肉や魚などタンパク質を含む食品は腐敗しやすく、強いにおいにつながります。

このタイプのにおいは、フロスや歯間ブラシで丁寧に清掃することで改善できるケースが多いです。

セラミックの歯が原因の口臭対策

自宅での口臭ケア用品

セラミックの歯が原因で口臭が起きている場合は、原因に合わせた対策を行うことが大切です。自宅でのセルフケアと歯科医院での専門的な処置を組み合わせることで、より効果的に改善できるでしょう。

毎日のケアで清潔な状態を保つ

セラミックの歯の周囲を清潔に保つには、通常の歯磨きだけでなく、補助的な清掃器具を併用することが欠かせません。

デンタルフロスを使う際は、セラミックの歯の両隣の歯間にも必ず通し、歯の側面に沿わせてゆっくり上下に動かします。歯茎の少し下まで入れて汚れをかき出すことがポイントです。

歯間ブラシも有効なアイテムです。セラミックと隣の歯の間に合ったサイズを選び、前後に数回動かして汚れを除去します。大きすぎるものは歯茎を傷つけるため、無理なく入るサイズを選びましょう。

また、洗口液の使用も口臭対策として役立ちますが、あくまで補助的な手段です。洗口液だけでは歯垢を落とせないため、必ず歯磨きやフロスなどの機械的清掃を行った後に使用しましょう。殺菌成分や消臭成分が含まれたタイプを選ぶと、より効果的に口臭を抑えられます。

歯科医院でのプロフェッショナルケアを受ける

自宅でのケアだけでなく、歯科医院でのプロフェッショナルケアも欠かせません。

専用の器具を使ったクリーニングでは、セラミック周囲に付着した歯石や歯垢を徹底的に除去します。歯科医院のクリーニングでは、自分では届かない部分までしっかり清掃できるため、口臭の原因となる細菌を効果的に減らすことができます。

また、セラミックと歯の間に隙間がある、あるいは適合が悪い場合は、被せ物の作り直しが必要になることもあります。隙間がある限り汚れが溜まりやすく、どれだけ丁寧にケアしても根本的な改善にはつながらないためです。

精密な型取りと高い技術で作られたセラミックを装着し直すことで、口臭の原因を取り除けます。

さらに、被せ物の下で虫歯が進行している場合は、セラミックを外して治療を行い、新しい被せ物を作り直す必要があります。放置すると虫歯が悪化し、抜歯が必要になることもあるため、早めの対応が重要です。

セラミックの歯の口臭を予防するには

精密に作られたセラミックの被せ物

セラミックの歯による口臭を防ぐためには、治療前から適切な準備を行い、治療後も継続的にケアを続けることが重要です。長期的に快適な状態を保つためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

精度の高い治療を受ける

口臭を予防するための第一歩は、精密で適合性の高いセラミックの被せ物を作ってもらうことです。そのためには、セラミック治療の実績が豊富で、精度の高い治療を行っている歯科医院を選ぶことが重要です。

さらに、セラミックを装着する前に、土台となる歯の状態を整えておくことも欠かせません。虫歯や歯周病がある場合は、先にしっかり治療しておくことで、治療後のトラブルを防ぎ、長期的に快適な状態を保てます。

毎日のセルフケアを徹底する

セラミックの歯を装着した後、日々の口腔ケアを徹底しましょう。歯磨きの際は、セラミックと歯茎の境目に歯ブラシを45度の角度で当て、小刻みに動かして汚れをしっかり取り除きましょう。

力を入れすぎると歯茎を傷つけるため、軽いタッチで丁寧に磨くことがポイントです。

また、就寝中は唾液の分泌が減り、細菌が増えやすくなるため、寝る前のケアは念入りに行う必要があります。歯磨き、フロス、歯間ブラシ、洗口液を組み合わせることで、翌朝の口臭を大きく軽減できます。

定期的に歯科医師のチェックを受ける

3〜6ヶ月に一度は、歯科医院で定期検診を受けましょう。セラミックの適合状態や歯茎の健康、虫歯の有無などを専門家がチェックすることで、自分では気づきにくい初期の問題を早期に発見し、トラブルを未然に防げます。

まとめ

口臭が気にならなくなり笑顔で会話をする女性

セラミックの歯は汚れが付着しにくい素材のため、口臭の直接的な原因になることはほとんどありません。

しかし、被せ物と天然歯の境目やわずかな隙間に汚れが溜まると細菌が増え、口臭が発生することがあります。においの種類によって原因は異なるため、自分の口臭のタイプを把握することが大切です。

セラミック周囲の口臭は、多くの場合、被せ物の適合不良や清掃不足が関係しています。改善には、フロスや歯間ブラシを使った丁寧なセルフケアに加え、歯科医院でのクリーニングや必要に応じた再製作が有効です。気になる場合は早めに歯科医院へ相談しましょう。

セラミック治療を検討されている方は、長崎県諫早市にある歯医者「諫早ふじた歯科・矯正歯科」にお気軽にご相談ください。

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