2025/04/11

歯がグラグラしたら抜いた方がいい?

歯がグラグラしたら抜いた方がいい?

こんにちは諫早ふじた歯科・矯正歯科です。

歯がグラグラしたら抜いた方がいいの?

「歯がグラグラしているけど、抜いたほうがいいのかな?」と不安に思ったことはありませんか?特に大人の歯(永久歯)が揺れると、焦ってしまうかもしれません。しかし、歯のぐらつきにはさまざまな原因があり、すぐに抜くべきかどうかは状況によります。歯がグラグラする原因や、抜いたほうがいいケース・抜かないほうがいい場合について詳しく説明していきます。

歯がグラグラする原因

1.乳歯の生え変わり

子どもの乳歯は、永久歯が生えてくる準備として自然にグラグラし始めます。この場合、無理に抜く必要はなく、自然に抜けるのを待つのが一般的です。ただし、グラグラしているのに何カ月も抜けない場合は、定期検診の際に教えてください。

2.歯周病

大人の歯がグラグラする最も一般的な原因は歯周病です。歯周病が進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまい、歯が揺れ始めます。この場合、放置するとさらに悪化する可能性があるため、早めに歯科を受診し、適切な治療を受けることが大切です。

3.外傷や事故

ぶつけたり、強い力が加わったりすると、歯がぐらつくことがあります。軽度であれば時間とともに回復することもありますが、根元にダメージがある場合は、歯を固定する治療が必要なこともあります。

4.噛み合わせの問題

噛み合わせが悪いと、一部の歯に過度な負担がかかり、揺れやすくなることがあります。歯ぎしりや食いしばりが原因となることもあるため、早めに教えて下さい。

5.歯の根の病気や炎症

歯の神経が死んでしまったり、根の周囲に炎症が起こったりすると、歯が揺れることがあります。この場合は、根管治療が必要になることもあります。

抜いたほうがいい場合

以下の場合は、抜歯を検討する必要があります。

歯周病が進行しすぎている:治療をしても歯が支えられない場合

根元が折れている:歯の根が割れている場合、回復が難しいため

親知らずの影響で周囲の歯に悪影響がある

虫歯が深刻で治療できない

強い痛みや膿がある場合:炎症が広がると他の歯にも影響が出るため

諫早ふじた歯科・矯正歯科 歯周病

 

 

 

 

 

 

 

抜かないほうがいいケース

一時的な揺れ(事故後や矯正治療中など)

軽度の歯周病(適切なケアで改善の可能性がある)

噛み合わせの調整で改善が期待できる場合

歯の固定や治療で回復の見込みがある場合

歯を抜く前にできること

歯を抜くと、噛み合わせが変わったり、他の歯に負担がかかったりすることがあります。そのため、できるだけ抜歯を避けるために以下の方法を試してみましょう。

歯周病の治療を受ける:歯石を取り除き、歯ぐきを健康な状態に戻す

噛み合わせの調整:歯ぎしり対策としてマウスピースを使う

歯を固定する治療:軽度のぐらつきなら固定することで回復が見込める

根管治療を行う:炎症を抑え、歯を残すための治療を受ける

ぐらつきを感じたら早めの歯科受診を

歯のぐらつきは、放置すると悪化することがあります。特に歯周病が原因の場合は、早めの治療が大切です。「抜くべきかどうか」と悩む前に、まずは相談して、適切な診断を受けましょう。

また、日常的に歯を健康に保つためには、

•毎日の丁寧な歯磨き

•デンタルフロスや歯間ブラシの使用

•定期的な歯科検診

を習慣にすることが重要です。

大切な歯を守るためにも、早めの対応と予防を心がけましょう!

 

諫早ふじた歯科・矯正歯科 メンテナンス

 

 

 

 

 

 

 

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