諫早ふじた歯科・矯正歯科の藤田です。
「Floss or die(フロスをするか死を選ぶか)」。先日 yahooニュース で取り上げられていました。
少し大げさに感じるかもしれませんが、これは決してウソではありません。 なぜなら、歯周病が命に関わる病気を引き起こす可能性があるということが、近年の研究で次々と明らかになっています。
最近歯ブラシや歯磨剤のTVのコマーシャルで歯周病という言葉が使われていますので、言葉を知っている方は多いと思います。
歯周病とは、歯を支える骨や歯ぐきが炎症を起こし、最終的には歯を失ってしまう病気。 歯周病菌が原因です。つまり細菌感染症です。実は、日本人が歯を失う原因の第1位なのです。
しかも歯周病は初期段階では痛みがほとんどなく気づきにくいため、知らないうちに進行していることが多いのです。
歯周病が関係する“全身の病気”って?
歯周病菌やその毒素は、歯ぐきの炎症部位から血流に乗って全身を巡ります。 その結果、以下のような全身疾患と深い関係があることがわかってきました。
◆ 心臓病・脳梗塞
歯周病菌が血管内に入り込むことで、動脈硬化を進行させたり血栓ができやすくなったり。命に関わるリスクが上がるのです。
◆ 糖尿病
歯周病は糖尿病を悪化させ、逆に糖尿病があると歯周病も進行しやすくなる、「悪循環」の関係にあります。
歯周病を改善させることで、糖尿病も改善するという事例が多く報告されています。
◆ 早産・低体重児出産
妊娠中の女性が重度の歯周病を抱えていると、早産のリスクが7倍にもなると言われています。
◆ 認知症
歯周病菌が脳にまで影響を与え、アルツハイマー型認知症の原因になる可能性も報告されています。
歯ぐきからのサイン、見逃してませんか? 日頃あまり気づかないかもしれません、次のような症状があったら要注意
- 歯を磨くと血が出る
- 朝起きたとき、口の中がネバネバする
- 口臭が気になる
- 歯ぐきが腫れている、むずがゆい
こんな症状、ひとつでも当てはまったら歯周病の可能性があります!
じゃあ、どうすればいいのでしょうか?
答えはとてもシンプル。 「毎日のケア」+「定期的な歯科検診」です。
特に、歯ブラシだけでは落としきれない歯と歯の間の汚れを取る“フロス”は超重要アイテム!
「フロスってなんだか面倒くさそう…」 そんな方にも、スタッフがやさしく使い方をレクチャーいたします♪
未来の自分のために、今日から一歩
「たかが歯ぐきの病気でしょ?」 ――そう思っていた人ほど、びっくりする内容だったかもしれません。
でも逆に言えば、たった数分のケアで“命を守ること”ができるのです。
「フロスをするか、しないか」は、 「自分の未来を守るかどうか」に直結しているかもしれません。
フロストいう言葉に限っていますが、フロスだけでなく、歯ブラシや歯間ブラシなどを使って口腔ケアをすることが大事です。ぜひこの機会に、あなたの口の中、そして身体全体の健康を見直してみませんか?
諫早ふじた歯科・矯正歯科では、歯周病チェックや歯のクリーニングをいつでも受け付けております。 お気軽にご相談ください。
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