2025/05/02

インプラント治療は何歳までできるの?

インプラント治療は何歳までできるの?高齢の方こそ知っておきたい“本当の答え”

諫早ふじた歯科・矯正歯科の藤田です。今日はインプラントと年齢の話です。

「年をとったけど、インプラントはまだできるのかな?」
「もう70代だけど、やっぱり無理?」

こうしたご相談を、当院にもよくいただきます。
年齢を重ねてから歯を失ってしまい、「どうにか元のように噛めるようになりたい」と思っても、「自分はもう遅いのでは…」と不安になる方が多いのです。

でも、実はインプラントに  年齢制限 はありません。

今回は、インプラントが高齢の方にも可能な理由や、治療を受けられる条件、そして実際に高齢でインプラントを受けた方の事例などを交えながら、詳しく解説していきます。

老夫婦

結論:インプラントは「何歳まで」という制限はない

まず最初にお伝えしたいのは、インプラント治療に「年齢の上限」は設けられていないということです。

実際、70代や80代の方でもインプラント治療を受けられる方はたくさんいらっしゃいます。
年齢よりも大切なのは、「全身の健康状態」と「口腔内の環境」です。

つまり、体の状態とお口の状態が整っていれば、何歳でもインプラント治療は可能なのです。

高齢の方がインプラントを検討する理由

実は、インプラントを希望される方は、60代〜70代以降の方が非常に多いです。
なぜかというと、年齢とともに歯を失いやすくなり、入れ歯が合わなくなってくるからです。

  • 入れ歯がガタガタしてうまく噛めない
  • 食べたいものが食べられない
  • 発音がうまくいかず、会話がストレスになる
  • 入れ歯の見た目が気になって外出がおっくうに…

こうした悩みを解決したいと考える方が、インプラント治療を選ばれるケースが多いのです。

高齢でもインプラントができる人の特徴

では、具体的に「高齢でもインプラントが可能な方」とは、どんな方なのでしょうか?

● 持病のコントロールができている方

高血圧、糖尿病、心臓病など、年齢とともに増えてくる持病。
これらをお持ちでも、しっかり治療や管理ができていれば、インプラント治療は可能です。

例えば糖尿病の方でも、血糖値が安定していれば手術も問題なく行えることが多いです。
ただし、病気の状態によっては医師と連携しながら慎重に判断していきます。

● お口の清掃状態が良好な方

インプラントは「埋め込んで終わり」ではなく、長く清潔に保つことがとても重要です。
そのため、普段から歯磨きや定期検診を受けている方は、成功率が高く、長持ちしやすい傾向にあります。

● 骨の量がある程度残っている方

インプラントはあごの骨に埋め込むため、骨がある程度しっかりしていることが必要です。
ただし、骨が少ない場合も「骨を増やす手術(骨造成)」などの方法がありますので、あきらめる必要はありません。

高齢者がインプラントを受けるメリット

高齢だからこそ、インプラントのメリットを大きく感じていただけることもあります。

● 入れ歯のストレスから解放される

ぐらつく入れ歯に悩まされることがなくなり、しっかり噛める・しゃべれる・笑える日常が戻ってきます。

● 栄養状態が改善する

「噛めないから食べられない」では、どうしても食が細くなってしまいがち。
インプラントにより噛む力が回復すると、食事の幅が広がり、栄養バランスが整いやすくなります。

● 心身の健康にも良い影響

よく噛むことは脳への刺激や、認知症予防にもつながるといわれています。
また、「入れ歯が見えるのが恥ずかしい」というコンプレックスから解放され、表情や行動も明るくなったという方も少なくありません。

実際にインプラントを受けたご高齢の患者様の例

当院でも、70代・80代の患者様がインプラントを受けられた事例が多数あります。

例えば、80歳の女性の方で「もう一生入れ歯しかない」と思っていたところ、骨の状態も良く、インプラント治療が可能と判断。
治療後は「しっかり噛めて、外食も楽しめるようになりました」と、とても喜んでいただけました。

高齢であっても、体とお口の状態さえ整っていれば、人生の質を大きく向上させられるのです。

年齢に不安がある方へ。まずはご相談ください。

「高齢だけどできる?」「持病があるけど大丈夫?」
不安がある方こそ、まずはご相談ください。

当院では、インプラントの可否を

  • 全身の健康状態(問診・お薬の確認)
  • お口の状態(歯ぐき・あごの骨・清掃状態)
  • ご本人のご希望やライフスタイル

などを踏まえて、丁寧に診断・ご提案させていただいております。

無理におすすめすることはありません。
「本当にインプラントが合っているか?」を一緒に考えていきましょう。

まとめ:年齢よりも“今の健康状態”が大事

インプラントは、「何歳まで」という線引きではなく、“できるかどうか”は一人ひとりの状態次第で決まります。

70代でも80代でも、条件が整っていれば、インプラントで人生をもっと快適にできる可能性があります。
迷っている方、不安な方は、どうぞお気軽にスタッフまで ご相談ください。

あなたの“これから”を、一緒に考えるお手伝いをいたします。

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諫早ふじた歯科・矯正歯科

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