歯を失わないための予防歯科
諫早ふじた歯科・矯正歯科では、虫歯や歯周病にならないような検査、予防、定期健診等を実施しています。
また、フッ素やレーザーによる歯面強化も行っております。
虫歯や、歯周病は防げる病気です。
また、虫歯や歯周病の治療の後、再び悪くならないように予防は本当に効果があります。
痛くない歯のお掃除
今までの歯医者は悪くなってから行くところでした。そのためあなたも痛い思いもされた記憶がおると思います。しかし、今からの歯医者は、予防が中心
悪くなる前に、痛くなる前に と考えるのが基本です。悪くならなければ、痛い思いもしなくて良いのです。
現在、歯を失う原因のほとんどが、歯周病が原因です。
40代の85パーセント、50代では90パーセントの人が歯周病にかかっています。
実は虫歯、歯周病の原因は、プラーク(歯垢)の中の虫歯菌、歯周病菌です。だから歯磨きで、プラークが完全に除去できていれば虫歯も、歯周病もできません。
皆さん、毎日歯磨きしてますでしょう。では何故、虫歯ができたり、歯周病になったりするのでしょう?
それは、どんなに磨いても、磨き残しがあるからです。どんなにがんばって磨いても80パーセントくらいしか、汚れは落ちません。20パーセントの磨き残しが虫歯や、歯周病の原因になるのです。
磨くところはいつも磨けていて、磨けてないところはいつも磨けてない。その磨けてないところから虫歯になったり、歯周病が起こるのです。
そこで、予防歯科の登場です。
どうしても汚れが取れない、あと20パーセントの磨き残しを、われわれプロにお任せください。
PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング)は、専門家が行う歯の清掃で、歯磨きでは完全に取り除けない歯垢やバイオフィルム、ステイン(着色)を除去することができます。
これで、虫歯、歯周病になる確率がぐんと減ります。
予防は少なくとも3ヶ月に1回するのが、効果的です。
ところで、せっかく歯のクリーニングのために歯医者に来院されても、隣の診療台で歯を削る音がしていたのでは、歯科の診療時の緊張感から開放されないのではないでしょうか?
諫早ふじた歯科・矯正歯科では、予防の為に来院された方に対し専用の個室とゆったりとしたユニットをご用意しております。
PMTC-プロフェッショナルによる
プラークコントロール
歯肉から上の部分は、毎日正しい歯磨きをおこなうことによって自分でもケアできます。
でも、歯肉よりも下、隠れた部分にたまってしまったプラークや歯石は歯磨きでとることはできません。
ですから、専門家である歯科医師の定期的なプラークコントロールを受けることをおすすめします。
専門的なプラークコントロールとして、PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)があげられます。「専門家による機械的な歯の清掃」。
通常の歯磨きでは落とせない歯と歯の間(隣接面)や歯肉で隠れた部分にたまっているプラークや歯石を、専門家が器械や器具を使って徹底的に取り除くものです。
専門家による歯の清掃でプラークや歯石をきれいに取り除き、むし歯や歯周病を予防しようという考え方です。
PMTCは、ほとんどの場合は痛くなく、終わったあとは口の中がすっきりとして気分がよくなれます。
口の中の健康を末長く保つために、自分自身の努力と歯科医師や歯科衛生士などの専門家との二人三脚でしっかり予防をしましょう。
PMTCの流れ
- プラーク染め出し液でプラークがついている場所をチェック
- 清掃用のペーストを塗る
- 歯の面を清掃
- 歯と歯の間(隣接面)を清掃
- 歯ぐきで隠れた部分を清掃
- 研磨剤でつるつるに
- フッ素などお薬をぬって、コーティングします
虫歯・歯周病予防の秘伝
虫歯の原因はなに?
虫歯は食べ物に含まれる糖分だけでは発生しません。口の中に存在するミュータンス菌が大きな役割を持っています。
虫歯は感染症です。つまりミュータンス菌の感染によっておこります。困ったことに日本人のほとんどが感染しています。ミュータンス菌は歯面に強烈に付着して、他の付着性のない細菌たちもミュータンス菌を足がかりにして次から次へ付着していきます
ミュータンス菌を中心とした細菌たちは、細菌同士スクラムを組んだ固まり=バイオフィルムを形成します。困ったことにバイオフィルムは歯磨きや薬品では破壊することはできません。
バイオフィルムという強力なバリアで守られた細菌たちは糖を分解して歯を溶かす酸を産生します。まず、歯の表面にあるエナメル質を溶かし始め、エナメル質の下まで被害が達すると酸に弱い象牙質が急速に溶け始め、虫歯が早く進行します。
したがって虫歯予防とって大切なのは次の4つです。
虫歯予防4つの秘伝
【秘伝 1】ミュータンス菌に感染させない
(我が子をミュータンス菌に感染させない)
もともと、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には、ミュータンス菌はいません。ところが、幼児期に周りの大人(主に母親)から感染するといわれています。
具体的には、母親がキスしたり、母親がくわえた指や哺乳瓶、スプーンから感染します。だから、つぎのことを注意してください。
- 親が噛み砕いたものを子供にあげない
- 哺乳ビンの吸い口には親は口をつけない
- 親の口をつけた箸で子供に食事を与えない
- 子供の歯ブラシを親の口に入れない
これを実践すればミュータンス菌に感染しません。
もし、乳児期に一度ミュータンス菌に感染してしまうと、負の遺産として一生ついて回ります。
ミュータンス菌は歯ブラシを一生懸命しても一向に減りません。しかし、ご安心ください。諫早ふじた歯科・矯正歯科ではミュータンス菌を減らす新技術を用意しております。
【秘伝 2】バイオフィルムを破壊する
バイオフィルムを退治するには、抗菌剤などの薬剤では歯が立たず、機械的に破壊して除去するしか方法がありません。
したがって、ハミガキでバイオフィルムを掻きだす事が基本になります。
しかし、ハミガキは簡単なようでなかり難しいのです。特に歯と歯の間、歯と歯茎の間など、どうしても磨き残しが出やすくなります。
バイオフィルムは少しでも取り残しがあると、すぐに増殖し始めるので完全に除去することがポイントです。しかし、ハミガキだけではバイオフィルムの完全なる除去は不可能といえます。そこでPMTCの登場です。
PMTC | PMTC=プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニングの略語です。 専門家が行う歯の清掃です。 歯ブラシでは完全に取り除けないバイオフィルムを除去することができます。 現時点では、予防最強の武器といわれ、欧米では以前から実施されていて、大変大きな効果をあげています。 |
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【秘伝 3】糖分の摂取を控える
歯は鉄よりも硬い材質でできていて、かなり頑丈にできています。
普段私たちの口の中は中性ですが、食べ物に含まれる糖分をエサにして、せっせと酸を作ります。
歯が酸性になると脱灰状態になります。《脱灰》というのは、歯からカルシウムやリンなどのミネラル分が溶け出すことです。
強力な酸性雨で、森の木が枯れたり、家の屋根のトタンが腐ってきたりするようなものです。脱灰状態が続けば虫歯になります。
ここで、虫歯にならないように活躍するものがあります。それが唾液です。
唾液の働きと威力
唾液には「緩衝能」といって、酸性に傾いた口の中を中性に戻し溶け出した歯を元に戻す力(再石灰化)が備わっています。
しかし、唾液の分泌量が少なかったり、唾液の緩衝能が低下しているとこの機能が上手く働きません。個人の唾液の性状を知っておくことは非常に大事なことです。
歯の脱灰を防ぐため、おやつや糖分の入った飲み物を含めて、間食をなくすことが一番です。それでも甘いものがないとストレスになる方には砂糖のとり方を変える方法があります。それがキシリトールです。
キシリトール | ミュータンス菌は砂糖を栄養にして酸を産生し、その酸が歯を溶かして虫歯を作っていきます。 一方キシリトールの場合もミュータンス菌に取り込まれますが、全く栄養にならず、酸も産生しません。 ミュータンス菌は栄養不足になりエネルギーは次第に消耗してゆきます。歯にしがみつく力も弱まりその結果、ミュータンス菌が激減して虫歯ができにくくなります。 |
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【秘伝 4】虫歯菌の除菌(3DS)
もし、乳児期に一度ミュータンス菌に感染してしまうと、負の遺産として一生ついて回ります。ミュータンス菌は歯ブラシを一生懸命しても一向に減りません。
しかし、ご安心ください。諫早ふじた歯科・矯正歯科ではミュータンス菌を減らす新技術を用意しております。
歯科ドッグ | ミュータンス菌の数を調べ、虫歯になるリスクを判定することができます。 ミュータンス菌の数が多い場合は、いくらはみがきをしても虫歯になりやすくなります。 |
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3DS | ミュータンス菌の数を調べ、虫歯になるリスクを判定することができます。ミュータンス菌の数が多い場合は、いくらはみがきをしても虫歯になりやすくなります。 これまではミュータンス菌の数を減らすことは不可能と言われていましたが、『3DS』という方法が最近発明され、ミュータンス菌を薬剤で減らすことができるようになりました。 |
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PMTCでバイオフィルムを破壊し、歯の表面に薬剤が浸透しやすい環境を作ります
バイオフィルムが取り除かれた後、トレーに抗菌剤を流し、5分間定着させ歯の表面の除菌をします
すべての細菌が除去された表面も通常の清掃を続けるかぎり、また細菌がもとに戻ってきます。
そのため家庭でもトレーにフッ化第一スズを使い、5分間使用することを1週間つづけます。
一度行うだけでも、ミュータンス菌の数はかなり少なくなります。口腔内のほかの善玉菌の勢力が強くなり、ミュータンス菌が増えにくくなるからです。
より強い効果を期待する場合には、6ヶ月毎に除菌を行うといいでしょう。
予防歯科のご感想
諫早ふじた歯科・矯正歯科では、虫歯や歯周病にならないような検査、予防、定期健診等を実施しています。また、フッ素やレーザーによる歯面強化も行っております。
虫歯や、歯周病は防げる病気です。また、虫歯や歯周病の治療の後、再び悪くならないように予防は本当に効果があります。
患者様の声
【38歳/女性】
私は子供のころから歯医者さんにはまめに通ったほうだと思います。毎年毎年虫歯ができては治療に通いました。治療の詰め物がたくさんあります。今回諫早ふじた歯科・矯正歯科さんで歯医者は虫歯ができてから通うものではなくて、虫歯ができないように、歯周病にならないように通うものだとおしえられ、ショックを受けました。
予防のために歯医者に通う。そうすれば私の歯はきれいなままで、削られずにすんだのにと残念に思っています。
これからは予防をしっかりするし、自分の子供は絶対に虫歯にさせないつもりです。これからもよろしくお願いします。
「藤田より」
患者様からご感想をいただきました。ありがとうございます。ありがとうございます。
予防に対する関心がだんだん高くなって私もうれしく思います。
以前は早期発見、早期治療が主流でした。しかしそれでは歯を削らないといけません。
現在は、できるだけ歯を削らずに、予防していく考えに変わってきています。予防に勝る治療法はありません。歯医者さんは、歯を削らずに予防するところなのです。