2026/04/11

妊娠中も予防歯科を受けられますか?

妊娠中こそ予防歯科が重要な理由とは?お母さんと赤ちゃんの健康を守るマタニティケア

「妊娠中に歯医者さんに行っても大丈夫?」「レントゲンや薬は赤ちゃんに影響しない?」 妊娠という大きなライフイベントを迎える中で、お口のケアを後回しにしてしまう方は少なくありません。

しかし、結論からお伝えすると、妊娠中こそ「予防歯科」のケアを受けることが非常に重要です。

なぜなら、妊娠中のお口の環境は、お母さん自身の健康だけでなく、生まれてくる赤ちゃんの健康にも深く関わっているからです。今回は、妊娠中に起こりやすいお口の変化から、安全な受診時期、自宅でできる工夫まで、長崎県諫早市の「諫早ふじた歯科・矯正歯科」が詳しく解説します。


1. 妊娠中にお口のトラブルが急増する「3つの理由」

「妊娠してから歯ぐきが腫れやすくなった」「むし歯が増えた気がする」と感じるのには、明確な理由があります。

① 女性ホルモンの増加と「妊娠性歯肉炎」

妊娠中はエストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンが激増します。実は、ある種の歯周病菌はこれらのホルモンを栄養源として増殖する性質を持っています。そのため、普段通りに磨いているつもりでも歯ぐきが赤く腫れたり、出血しやすくなったりする「妊娠性歯肉炎」が起こりやすくなります。

② つわりによるケア不足

妊娠初期のつわりは、お口の健康にとって大きな障壁となります。

  • 歯ブラシを口に入れるだけで吐き気がする

  • 歯磨き粉の匂いや味が受け付けなくなる

  • 体調が悪く、丁寧に磨く余裕がない このような状況ではプラーク(歯垢)が溜まり、むし歯や歯周病のリスクが一気に高まります。

③ 食生活の変化

「一度にたくさん食べられないため、回数を分けて食べる」「酸っぱいものや甘いものが無性に食べたくなる」といった変化も、お口を酸性の状態に長く留めてしまい、歯のエナメル質を溶かす原因となります。


2. 放置は危険!歯周病と「早産・低体重児出産」の関係

妊娠中の歯周病管理が重要視されている最大の理由は、お腹の赤ちゃんへの影響です。

近年の研究では、重度の歯周病を患っている妊婦さんは、そうでない方に比べて**「早産」や「低体重児出産」のリスクが数倍高くなる**という衝撃的なデータが報告されています。

歯周病によってお口の中で作られた炎症物質(サイトカイン)が血流に乗って子宮に到達し、子宮を収縮させるスイッチを早めに入れてしまうと考えられています。つまり、お口のケアは立派な「安産のための準備」なのです。


3. 妊娠中でも安心して受けられる「予防歯科ケア」の内容

歯科医院では、妊婦さんの体調に最大限配慮しながら、以下のようなケアを行います。

妊娠中の歯科治療

  • 精密な歯周病チェック: 歯ぐきの腫れや出血の有無を確認し、リスクを判定します。

  • PMTC(プロによるクリーニング): 自分では落とせないバイオフィルムや歯石を除去し、お口の中の細菌数をリセットします。

  • 高濃度フッ素塗布: むし歯になりやすい時期の歯質を強化し、再石灰化を促します。

  • マタニティ・ブラッシング指導: つわりが辛い時期でも無理なく続けられる、プロ直伝のケア方法をお伝えします。


4. いつ受診するのがベスト? 妊娠時期別のアドバイス

歯科受診には、時期に合わせた適切なタイミングがあります。

  • 妊娠初期(〜15週): 体調が不安定な時期です。基本的には応急処置にとどめますが、つわりでお口が苦しい時の相談は可能です。

  • 妊娠中期(16〜27週):【ベストタイミング!】 安定期に入り、体調も落ち着く時期です。本格的なクリーニングや必要な治療はこの時期に済ませておきましょう。

  • 妊娠後期(28週〜): お腹が大きくなり、診察台に仰向けで寝るのが辛くなる時期です。短時間のクリーニングや、出産後のケア計画の相談が中心になります。


5. つわり中でも大丈夫!自宅でできる「お口の守り方」

歯科医院に来られない日でも、以下の工夫でリスクを下げることができます。

  1. 小さめの歯ブラシを使う: 子供用や、ヘッドの極小なものを選ぶと、奥歯に入れても吐き気が起きにくくなります。

  2. 前かがみの姿勢で磨く: 喉に唾液や泡がたまらないようにすると、不快感が軽減されます。

  3. 「ゆすぎ」だけでも効果あり: どうしても磨けない時は、水や洗口液でこまめにうがいをするだけでも、お口の中の酸を中和できます。

  4. 体調が良い時間を狙う: 「朝はダメだけど夜なら磨ける」など、自分のリズムに合わせてケアを行いましょう。


6. まとめ:お母さんの笑顔が赤ちゃんの健康につながる

妊娠中の予防歯科は、単にお母さんのむし歯を防ぐだけではありません。それは、赤ちゃんを安全に迎えるための準備であり、将来お子さまにむし歯菌をうつさないための第一歩でもあります。

「安定期に入ったら、まず歯科検診」 これを新しいマタニティ・ルーティンに加えてみませんか?

諫早市でマタニティ歯科をお探しの方へ

諫早ふじた歯科・矯正歯科では、妊娠中のデリケートな体調に寄り添った丁寧なカウンセリングと診療を行っています。

  • 診察中の姿勢(お腹が苦しくないか)への配慮

  • 産婦人科での処方薬との飲み合わせの確認

  • 赤ちゃんが生まれてからの離乳食や歯の生え方の相談

お母さんの不安を安心に変え、笑顔で出産を迎えられるようスタッフ一同全力でサポートいたします。

医院情報

     医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科

諫早ふじた歯科・スタッフ

      • 住所: 〒859-0403 長崎県諫早市多良見町中里129-14
      • 電話番号: 0957-43-2212
      • 診療内容: 歯科、矯正歯科、小児歯科、歯科口腔外科
      • アクセス: 多良見ICより車で3分、喜々津駅からも通いやすい場所にあります。
    • お口のことで少しでも気になることがあれば、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
      ネット予約は24時間受付中です https://fujitashika.com/yoyaku/

生まれてくる赤ちゃんの健やかな成長のために、まずはあなたのお口から健康を始めていきましょう。