こんにちは 長崎県 諫早市の歯医者 「諫早ふじた歯科・矯正歯科」の藤田です。
これは2014年の記事です。
先日、ドイツへ インプラント研修に行ってまいりました。
以前、ブログでも紹介したICOI (国際インプラント学会)前会長のDr Paltiによる 最新インプラント治療を学ぶためです。
Palti先生のオフィスは、一見すると美術館のような建物で、広く、美しいものでした。
世界中から歯科医師が研修に訪れるとあって、立派な研修室がありました。
今回の研修は上顎洞挙上手術と、歯槽骨増大手術に関して、必要なマテリアルと新たな機器のハンズオンコースです。増骨が必要な時に使用する画期的な機器で、ソニックウェアといいます。すぐにでも購入したいと思ったのですが、日本で脳外科の分野では認可が下りているそうですが、歯科への認可がおりていなくてまだ購入できないというものでし
早く歯科へ普及してほしいと思っています。
Dr Paltiの使用しているもので、諫早ふじた歯科・矯正歯科と同様のものが多数あって、私の選択は間違ってはいなかったとうれしくなりました。(CTのファインキューブ、CAD/CAMのセレック、サイナスリフト時に使用するCAS-Kit、LAS-Kit etcなど)
また、Joseph Choukroun先生の講義も刺激的でした。彼はフランス在住でPRF(日本ではCGFというのが主流です)の開発者で世界的権威の歯科医師です。
PRFの優位性と臨床応用例を数多く見せていただきました。
当院でもPRFは使用しているのですが、主にインプラント手術時です。他にも多くの使用法があることがわかって大いに興奮させられました。PRFをメンブレン状で使用すると適用症が増すことがわかり目からウロコ状態でした。(PRFとは血液を遠心分離させて得られる成分フィブリン成分のことで、傷を治す作用を高めることができます)
最終日の最後に、これが今回のドイツ行のメインですが、インプラント指導医の認定のための筆記試験がありました。設問自体が英文で、正直戸惑いましたが、最善を尽くしたつもりです。
今後、さらなる技術研鑽を行い、インプラント指導医の認定を目指してまいります。
長崎県諫早市 医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科
理事長 藤田浩一