こんにちは!長崎県 諫早市 多良見町 諫早ふじた歯科・矯正歯科 藤川です。
皆さんは歯みがきの際、歯ブラシの他にデンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシは使われていますか?
ある歯科疾患実態調査の結果では、歯みがきの時にフロスや歯間ブラシを使う人は約20〜30%という結果が出ています。
また、歯ブラシだけでは歯に付いている歯垢(プラーク)は約60%しか落とすことが出来ないため、フロスや歯間ブラシなどの補助道具をプラスすることで、プラークの除去率が80〜90%に上がるという報告もあります。
使う順番ってあるの?
「歯みがきする時は歯ブラシが先ですか?歯間ブラシが先ですか?」という質問を患者さんから受ける事がよくあります。
『歯ブラシ→フロス、歯間ブラシ』の順番よりも、『フロス、歯間ブラシ→歯ブラシ』の方が歯と歯の間に詰まった汚れの除去率が高くなります。
理由としては、詰まった汚れを先に押し出し、次にそれらの汚れを歯ブラシによって効果的に刷掃することになるからです。
さらにフッ素入りの歯みがき剤を使うことにより、歯と歯の間に残るフッ素量が比較的多くなるという相乗効果も期待できます。
自分に合った補助道具はどれ?
以前に比べると、店頭に並ぶオーラルケア商品は種類やサイズがとても豊富になりましたが、手に取りやすくなった反面、自分の症状や合うサイズはどれなのか分からない…という方も多いのではないでしょうか。
また、買ってはみたものの使い方が難しく面倒くさくなってやめてしまった…という方もいらっしゃると思います。
しかしある一定期間使い続けていると、逆に歯間ブラシを使わない方がスッキリしない、気持ち悪いから絶対に使いたいと感じるようになります。
歯間ブラシのサイズの選び方やフロスの使い方、どんな些細なことでも結構ですので、当院にお越しの際はぜひお気軽にご相談ください。