顎関節症-3

治療はセルフケアが中心

その2でもお話をしましたが、顎関節症は生活習慣病的な部分が大きいため、患者自身が行う自宅療法(=セルフケア)が治療の中心となります。

顎関節症を起している歯ぎしりや偏咀嚼などの悪習癖やそれを誘発する背景などを把握し、それらを取り除くことをしなければ根本的な治療にはならないともいえます。それは症状の改善とともに再発の予防にもなります。今回はセルフケアの半分を掲載します。

主なセルフケア

  • 歯を接触させないくいしばりをしないようにする。上下の歯が接触するのは物を噛むときだけで、通常時は歯を接触させないようにして余計な負担をかけないようにしましょう。
    「唇を閉じ、上下の歯を離し、顔の筋肉の力を抜く」(TMDマントラ-顎関節症呪文)
  • 硬いものは食べない痛みや口が開けづらい症状がある場合は、しばらくは硬いものを食べないように注意しましょう。
  • 口を大きく開けない無理に口を大きく開けない。食べ物を小さく切る。会話中や、あくび、歯科治療などにも注意。
  • 冷湿布、温湿布痛みの急性期には冷湿布が有効。あごを動かさずに冷やしすぎると血液循環が悪くなるので注意しましょう。慢性的な痛みには温湿布をすると筋肉の緊張や痛みが緩和されます。
  • マッサージあごの筋肉が痛むときはマッサージをすると血行がよくなり痛みが軽減されます。弱っている筋肉を痛めないように強く揉みすぎないようにしましょう。