子どもの指しゃぶりはほおっておくと出っ歯になるの?
諫早市の歯医者 諫早ふじた歯科・矯正歯科です
子どもの時に指しゃぶりをしていると出っ歯になると聞いたことがありますが、それは本当なのでしょうか。
指しゃぶりは生後2,3か月ごろから始まります。この時期は何でも口に入れたがる時期でもあり、自分の指を吸うようになる赤ちゃんが多く見られます。3歳のころまでは放っておいても大丈夫ですが、小学生になるまで指しゃぶりを続けているとなると癖がついてしまい長年続けるようになります。出来るだけ早めに指しゃぶりをやめさせるようにしましょう。
もし、指しゃぶりを続けるとどうなるの?
指しゃぶりを続けると上の前歯が上前方に押し出されてしまう為、徐々に上の歯が前に出てきます。そのため出っ歯になりやすくなってしまいます。出っ歯になると歯並びが悪くなって食べ物を噛みきれなくなったり、発音が不明瞭になったりします。
指しゃぶりをする理由は?
指しゃぶりをする理由は、胎児期では口に触れたものに吸い付くことで無意識に母乳やミルクを飲む練習をしている為です。
乳児期になると口に指を入れて遊ぶのはもちろん、何でも口に入れるようになります。
指しゃぶりをやめさせるためには叱りつけるような態度で無理やりやめさせるのはかえって逆効果になります。優しく言い聞かせおしゃぶりをやめる方向に持っていきましょう。