2022/09/09

正しいフロスの使い方について

こんにちは 諫早市多良見町の諫早ふじた歯科・矯正歯科の川嶋と申します。

 

デンタルフロスは、使い方を知っているようで何となく自己流で使っている、という人も多いのではないでしょうか?

デンタルフロスには、効率よく汚れを落とすための正しい使い方があります。

デンタルフロスが初めての人にも、すでに使い慣れている人にも参考になります。

正しい使い方を身につけ、虫歯や歯周病の予防をしていきましょうね!

 

 

〇デンタルフロスは二種類あります。

✭デンタルフロス(指巻きタイプ)

デンタルフロス(糸)

 

まず、デンタルフロスを使用する前に、手を清潔にしておきましょう。

一回分の長さは、指先から肘までの長さ(40㎝前後)を目安にしましょう。

切ったデンタルフロスを、片方の指に2~3回巻きます。

もう片方の指に残りの部分を外れないように巻きます。

 

巻きつけた指同士の間隔が、10~15㎝ほどになるようにします。

女性の場合は10㎝がちょうど良いです。

 

  • 入れ方

力強く入れてしまうと歯茎を傷つけてしまう原因になるため、注意しましょう。

デンタルフロスをしっかり張らずしてしまうと、汚れがきれいに取れない場合もあるので

しっかりと張りましょう!

デンタルフロス

 

動かすときも抜くときも共通しているのは「ゆっくり優しく動かす」ことです!!!

 

歯に引っかけるようにして、ゆっくり交互に引き合い、上下に動かします。

次の歯を掃除するときは、使用した部分をずらして、新しい部分で同じように繰り返していきます。

汚れが歯に付着してしまうため、使った部分は使わないように注意しましょう。

 

掃除をした後、歯と歯の間を滑らせながらゆっくり抜いていきましょう。

中々抜けない時は、無理やり抜かないようにしましょう。

力いっぱい抜いてしまうと、歯が傷ついたり、被せ物、詰め物が取れたりしてしまいます。

 

✭デンタルフロス(ホルダー)

 

デンタルフロス

 

 

フロスを初めて使う方は、ホルダータイプから始めると良いでしょう。

  • 入れ方

歯と歯の間に当てていきます。

前後にゆっくりと動かして入れていきます。

力を入れすぎると、歯茎を傷つけてしまうので注意しましょう。

ホルダータイプは、次の歯にも使うことができます。

一度、汚れを拭きとる、水で洗い流すなど清潔にして使いましょう。

付着している汚れが多かったり、血がついていたら、新しいデンタルフロスに変えましょう。

使うたびに、出血が出たり、痛みが出ると歯茎が炎症を起こしている可能性があるので歯医者さんに相談しましょう。

 

 

〇デンタルフロスを使うタイミング

デンタルフロスを使うタイミングは、夜歯磨きの後が良いです。

寝ている時は、唾液の分泌量が減るため、口の中が乾燥して細菌が増加しやすい時間帯になります。

 

歯と歯の間は、歯ブラシの毛先が届きにくいため磨き残りやすく、虫歯や歯周病が発生しやすい場所です。

デンタルフロスを歯間部の清掃に使用するとその部分の歯垢を除去ことができます。

一日一回夜歯磨きした後に、ぜひ一本一本フロスを通してすっきりすると、気分もあがりますよ♡